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10 ドル ゲームで作業の優先度を決める

あらゆるタスクの緊急性が高いように思われるとき、作業の優先順位付けが難しく感じることがあります。10 ドル ゲームでチームの焦点を雑務から画期的な成果へと移しましょう。

テーブルを囲み共同作業をしている人々
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準備時間

0 分

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ランタイム

20 分

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人数

1-2

5 秒の要約

  • 10 ドル ゲームで意図的に時間を予算化して、毎週、最も重要な作業の優先度を決めます。
  • 自分が集中したい作業に取り組めるよう、カレンダー上で時間を確保します。
  • マネージャーと定期的に連絡を取って足並みを揃え、予定通りに作業できるように軌道修正を小刻みに行います。
必要なもの
  • 共有のドキュメント (Confluence ページやホワイトボードなど)
  • カレンダー ツール (Google カレンダーや Outlook など)
  • AI ツール (アトラシアンの Rovo やお気に入りの AI ツールなど)

10 ドル ゲームで作業の優先度を決める方法

あらゆるタスクの緊急性が高いように思われるとき、10 ドル ゲームは作業の優先順位付けに役立ち、最も重要な部分に時間を集中させられます。

10 ドル ゲームとは

10 ドル ゲームは、お金の予算を立てるように、時間の予算を立てることを促します。優先度を明確にして、生産性を向上させるのに役立つ演習です。

ゲームでは、1 週間分の作業に対して 10 ドルという限られた「予算」が割り当てられます。その後、割り当てられたすべてのタスクやプロジェクトに対して、その予算をどのように「使う」かを意識的に決定します。これにより、緊急性は高いものの価値の低いタスクよりも、影響度の高い作業を優先できるようになります。

10 ドル ゲームで作業の優先度を決める理由

「緊急」リクエストやタスクの進行によって、価値の高いプロジェクトから注意がそれることがよくあります。10 ドル ゲームをプレイすることで、次のようなことを実現できます。

  1. ゴールがより明確になり、適切なタスクを優先しているという確信が高まる
  2. マネージャーとの連携が強化される
  3. 最優先事項の進捗を向上させる

10 ドル ゲームをプレイすべきタイミング

このプレイは、タスクが多すぎて手が回らないと感じたり、優先度が不明確だと感じたりする場合に実行すると最も効果的です。

10 ドル ゲームで作業の優先順位付けを行う 3 つのメリット

アトラシアンが 10 ドル ゲームの効果をテストする調査を実施したところ、チームが明確性を得て、マネージャーと連携を取りやすくなり、最も重要なタスクで進捗を上げられるようになったことがわかりました。

  1. ゴールの明確性と優先度に対する確信が高まる
    10 ドル ゲームの実施後、直属の部下においてゴールの明確性が 9% 向上し、参加者の 88% が週次ゴールを明確に理解していると回答しました。これは前週と比べて大幅な増加となります。さらに、直属の部下は、適切なタスクを優先しているという確信が 27% 向上したと感じています。
  2. チームの連携が強化される
    ゴールが明確になることで、各チームの作業が会社の優先事項に沿って進められるようになります。10 ドル ゲームを実施した後、マネージャーと直属の部下の間の連携が 23% 向上しました。特に、直属の部下による時間の使い方に改善が見られました。直属の部下は、タスクの優先順位付けについてマネージャーとより連携が取れていると感じている一方で、マネージャーの 88% が、その週の直属の部下の重点項目をより明確に理解できたと回答しました。
  3. 最優先事項の進捗を向上させる
    プレイ後、直属の部下の 91% が最優先事項で進捗を向上できたと回答しており、向上率は 38% となりました。これは、何に集中すべきかを把握して、一度に集中するタスクを減らすことで、作業の進み具合が向上し、より良い意思決定が可能になることを示しています。

1. 作業をリスト化してログに記録する

想定所要時間: 5 分

1 週間のタスクを、規模にかかわらずすべてリストアップして、共有ドキュメント (Confluence ページなど) に記載するか、お好みの AI ツール (Rovo など) でカレンダー、Jira 課題、最近の Slack スレッドから関連するタスクを抽出してリストを作成してもらいます。

リストの正確性を確認して、緊急の対応が必要なものや、チームや組織に高い価値をもたらすものがあれば、それらをリストに含めます。

2. 10 ドルを配分する

想定所要時間: 5 分

週単位のタスクやプロジェクトに 10 ドルの予算を配分し、より多くの時間を要するものにより多くの金額を割り当てます。週 40 時間勤務の場合、1 ドルは 4 時間に相当し、2 ドルは 8 時間のフルタイム勤務 1 日分に相当します。異なる時間で作業する場合は、それに応じて調整します。

注意点:

  • 影響力が大きく、集中を要する作業により多くの時間を費やしましょう。
  • ミーティング、不在時間、Slack メッセージへの返信などのリアクティブな作業も忘れずに含めます。
  • あなたの手元にあるのは 10 ドルのみです。一部のタスクは今週中に完了できないでしょうが、それでも問題ありません。ここでは、優先度を決めることが重要なポイントです。
  • できるだけ 1 ドル単位で配分を行います。0.5 ドルや 0.25 ドルなどはあまり使わないようにしましょう。ゴールは未着手のリストを絞り込み、少数の最優先事項に対して時間の大部分を割り当てることです。すべてのドルと時間を有効活用しましょう。

良い配分: 最優先事項と影響度の高い集中的な作業に専念している

悪い配分: 対象となるタスクが多すぎて、最優先事項に十分な時間を割けていない

  • 3 ドル [優先度 #1]
  • 2 ドル [優先度 #2]
  • 2 ドル [優先度 #3]
  • 1 ドル 定例会議
  • 1 ドル リアクティブな作業
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]

  • 2 ドル [優先度 #1]
  • 1 ドル [優先度 #2]
  • 1 ドル [優先度 #3]
  • 1 ドル 定例会議
  • 1 ドル リアクティブな作業
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.5 ドル [重要だが時間のかからないタスク]
  • 0.25 ドル [小規模なタスク]
  • 0.25 ドル [小規模なタスク]
  • 0.25 ドル [小規模なタスク]
  • 0.25 ドル [小規模なタスク]

ヒント: さまざまなタスクに手を出しすぎないようにしましょう

0.5 ドル分のタスクと 0.25 ドル分のタスクが多数ある場合は、こうした小規模なタスクで意味のある進捗を上げながらも、最優先事項に取り組むための十分な時間を確保するようにします。そうでない場合は、最優先事項に時間を再配分するか、小規模なタスクを翌週に先送りします。

3. マネージャーと共有して連携を取る

想定所要時間: 5 分

その週の作業の優先度を決めたら、Slack や Teams のメッセージ、Loom などのツールを使った動画メッセージ、または次回のミーティングで、その計画をマネージャーと共有します。必要に応じて、一緒に調整を行いましょう。AI を活用すれば、このメッセージの下書きを作成してもらい、最優先事項、トレードオフ、フィードバックが必要な箇所を要約できます。

ヒント: これをミーティングのアジェンダに追加しましょう

マネージャーとの 1 対 1 のミーティングがすでにスケジュールされている場合 (特に各週の初めにミーティングを行う場合) は、その週の計画をレビューする定期的なアジェンダ項目を追加します。これにより、そのミーティングの準備として優先度を評価して、作業の優先順位付けを行う習慣が身に付きます。

4. 適宜、カレンダーを最新情報に更新する

想定所要時間: 5 分

カレンダーに 10 ドル計画が反映されているかを確認します。優先度が最も高い 3 つのタスクに費やす時間を確保できていますか? 集中して作業を行ったり、コラボレーションを行ったりするのに十分な余裕はありますか? 「カレンダーの再設計」プレイでカレンダーを整理して、適切に時間を確保しましょう。

5. 振り返り、調整、繰り返しを行う

想定所要時間: 20 分

週末に、計画と実際の成果を比較してレビューします。AI に作業を依頼して、10 ドル ゲームで計画したことと、実際に行ったこと (カレンダー、プロジェクト管理システム、コミュニケーション アプリなどを参照) を簡単に比較してもらうか、自分自身に問いかけてみましょう。

  • 予期しないタスクが発生しましたか?
  • 予想よりも時間がかかった作業、または短時間で済んだ作業はありましたか?
  • 最優先事項で必要な分だけ進捗を上げられましたか?


学んだことを活用して、来週の予算を計画しましょう。学習内容と更新した計画をマネージャーと共有するのもお勧めします。

アトラシアンの Rovo を使用したサンプル プロンプト:

カレンダー、Atlassian アプリ、Slack でのアクティビティを分析して、簡潔な週次の作業要約を作成してください。

まず、私の取り組みに基づいて実際の時間の使い方を分析し、週の初めに設定した 10 ドル ゲームの予算と比較してください。

時間が計画と一致した箇所と、新しい緊急の優先事項や予期しない作業が発生した場合など、計画から逸脱した箇所をハイライトしてください。

その後、過去 7 日間に行った意味のある進捗の要約を簡潔に記述してください。要約は 3 – 5 個の箇条書きにして、各項目を次のように記述します。

  • 最大 10 語
  • 1 つの作業成果または進捗のエリアについて説明する
  • アクション指向の言語を使用する (完了した、開始した、解決した、決定したなど)
  • 行った活動ではなく結果に重点を置く

最後に、今後の 10 ドル予算に適用できる教訓を 3 – 5 個追加してください。例:

  • 緊急ではないものの影響度の高い作業のための時間を確保したかどうか
  • 予想よりも時間がかかったタスクや短時間で完了したタスク
  • こうした洞察に基づき、来週の時間配分をどのように調整するか
複数の疑問符

その他のご質問がある場合は、

他の Atlassian Team Playbook のユーザーと会話を開始したり、サポートを受けたり、フィードバックを提供したりできます。

他のプレイも参照してください
サムネイル
目的の設定

OKR

達成すべき目標を定義し、測定可能な主要な成果によって進捗を追跡します。

イラスト: 本
意思決定

DACI 意思決定フレームワーク

意思決定プロセスで効果的なコラボレーションと説明責任を確保するために、明確な役割を割り当ててください。

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意思決定

トレードオフ

プロジェクトの可変要素を定義して優先順位を付けます。

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目的の設定

戦略的重点分野のモデル化

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