前提条件
リモート
- 画面共有を使用したビデオ会議
- デジタル コラボレーション ツール
- ダイスブレーカーの切り抜き
対面
- ミーティング スペース
- ホワイトボードまたは厚手の用紙
- インデックスカード
- マーカー
- ダイスブレーカーの切り抜き
このプレイを実行するための手順説明
ミーティングの参加者が揃うまで、オンボーディングやトレーニング中、オフサイト作業の開始時、またはメンバーを安心させて創造性を刺激する必要のある場合など、次のアイスブレイク・アクティビティのいずれかを状況に応じて順番に実行します。楽しみましょう。
短時間でできる場を和せる質問 30 分
さらに 1、2 分の余裕があれば、示唆に富んだこれらの質問をすることで、非常に楽しく場を和ませることができます。
目的のある質問
難しいブレーンストーミング・セッションの前に、メンバーに考えてもらい、会話を始め、ウォームアップします。
1. 自伝を書くとしたらその題名は?
- テーマ:複雑なイベントやコンセプトをまとめる。
- 目的:ビジョン説明文の作成などのアクティビティに備える。
2. もし自分がスーパーヒーローだったら、自身のことを何と呼びますか?
- テーマ:モノに名前をつけるのは難しい。
- 目的:イメージを喚起するようなある 1 つの単語またはフレーズにできるだけ多くの情報を詰め込む練習をする。これはマーケティング・チームにとって素晴らしいアイスブレーカーです。
3. 最初のメンターは誰で、そのメンターの良い点(または悪い点)は何でしたか?
- テーマ:チームワークとサポートが重要。
- 目的:お互いに信頼し合うことは成長の一環であるというアイデアを強化する。多数の依存関係があるプロジェクトやチームに、およびリーダーシップ・ミーティング時に、このアイスブレーカーを利用します。
4. 苦情を言うためにカスタマー・サービスに電話したことがありますか?どうなりましたか?
- テーマ:顧客のことを理解する。
- 目的:トレードオフに関する話し合いや、新しいユーザー・エクスペリエンスの設計の前に、全員に共感的に理解してもらう。
5. うまくいかなかったプロジェクトから学んだことを 1 つ挙げてください。
- テーマ:失敗は成功のもと
- 目的:リスクの特定と低減に焦点を当てる。
楽しむことを目的とした質問
堅苦しくないミーティングでは特に、会話を盛り上げましょう。また、ダイスブレーカーを印刷して組み立てて、さらに楽しむこともできます。
- 動物になるとしたら何になりたいですか? またその理由は?
- 最後に覚えている夢は何ですか?
- 仕事に集中して取り組んでいることをチームメイトに知らせるにはどうすればいいですか?
- お金の心配がいらないとしたら、休暇にどこに行きたいですか?
- 好きな本、雑誌、ポッドキャストは何ですか?
- 運転方法を習うために使ったのはどんな車でしたか?
- 今日感謝したことを 1 つ挙げてください。
- 読書するときやテレビを観るとき、フィクションとノンフィクションのどちらが好きですか?
- コーヒー、紅茶、炭酸飲料のうちどれが好きですか?
- これまでで一番面白いと思ったバンパーステッカーはどのようなものですか?
空欄を埋める質問
新しい同僚やチームメイトのことを知りましょう。
今まで________________したことがない。
友人が気に入っているのは、私の________________というところだ。
もし飼っているペットが言葉を話せたなら、きっと________________と言うだろう。
____________が 10 個あるより、________________が 1 個ある方がいい。
ミーティング、オフサイト作業などのためのアイスブレイク・アクティビティ 10 分
リラックスして、これらの楽しいアイスブレーカーを活用してミーティングに参加しましょう。
頭の柔軟体操 10 分
ブレーンストーミングや問題解決を始める前に神経経路を活性化させるとともに、おなかを抱えて笑いましょう。3 人以上のグループに最適です。
- ブレーンストーミングのトピックや解決すべき問題を紹介します。
- ホワイトボードや厚手の用紙、またはリモート・チームではデジタル・コラボレーション・ツールを利用して、グループに最悪のアイデアを書き出してもらいます。
- 数分たったら手を止めてもらい、すべてのアイデアを回収します(アイデアを見て笑い転げないように)。
- (任意) どのアイデアが気に入ったか、なぜそれを選んだかを各自に確認します。
このアクティビティによって、実際に問題解決を始める際に、チームは自分たちの意見をためらわずに提示できるようになります。考えられる限り最悪のアイデアはすでに出しているので、ここからはいつも行っているブレーンストーミングを行います。
カテゴリ分けゲーム 15 から 30 分
創造的思考を促進するとともに、さまざまな実践的思考プロセスを見ていきます。20 人以上の大規模なグループに最適です。
- 各自が自身に関する驚くべき事実をインデックス・カードに書き、すべてのカードをカバンや箱、帽子などに入れます。
- 各自がカードをカバンから無作為に選びます。
- お楽しみはここからです。参加者は、立ち上がって会話をしながらテーマに沿った、またはそれに近いタイプのカードを見つけます。カード間の共通のテーマを構成する要素を考えるときは先入観を持たないようにします。テーマは、命知らずな性格、独自のストーリー、音楽、その他、何でも構いません。カテゴリの大きさに制限はありませんが、仲間はずれのカードができないようなカテゴリ分けにする必要があります。取り残される人がいないようにします。
- 各グループは選んだカードを読み上げ、特定したテーマを発表します。
- (任意)全員に立ち上がってもらい、再度カテゴリ分けをしてもらいます。変わらないカテゴリもあれば、大幅に異なるものも出てくるでしょう。
このアクティビティのポイントは、どの事実が誰に関するものかを特定することではないことに気付きましたか?もちろんこれは意図してのことですが、不安を取り除くために、アクティビティを始める前にこの点を参加者に伝えるようにしてください。
伝言ゲーム 15 分
口頭では言葉を交わさない、このアクティビティで、言葉を聞くためのウォーミング・アップをします。10 人以上のグループに最適です。
- 参加者を 5 から 8 人のグループに分けます。
- いずれかのチームに部屋の前方に来てもらい、1 列になって全員同じ方向を見てもらいます(自身の後ろに立っている人が見えないことが重要です)。
- 無言で演じてほしい動作を書いた指示を列の最後尾の人に見せますが、まだ実際にやってもらう必要はありません。演じてもらう動作の指示を列に並んでいない人たちにも見せて、これから何が起きるかを知らせます。列に並んでいる他の人には指示が見えないようにします。
- 列の最後尾の人の準備が整ったら、前に立っている人の肩を叩きます。肩を叩かれた人は振り向いて、その動作を把握している人と向き合います。
- 演じる人は指示された動作を精一杯演じます。見ている人が動きを理解して記憶できるように、2、3 回動作を繰り返します。演じている動作を口に出して言わないようにします。
- 動作を見ていた人が演じる番です。前に立っている人の肩を叩いて同じ動作を精一杯演じます(このアクティビティの目的がそろそろ見えてきたのではないでしょうか)。
- 列に並んだ全員が動作を確認できるまで、ステップ 4 から 6 を繰り返します。
- 動作が最初のものから劇的に変わった様子に笑ってしまうでしょう。
- 列の先頭の人がもとの指示を推測します。正解したら、チームは 1 ポイントを獲得します。どれほど厳しく判断するかはチーム次第です。
すべてのチームにこのアクティビティを行ってもらい、必要に応じて継続できます。チームが演じる動作の例をご紹介します。マーメイド、芝生用スプリンクラー、消防士、ゴラム、電球、雪かき用シャベル、ジェット・スキー、サーファー、トランシーバー、フライパンなどがあります。
3 つ揃った 5 分から 10 分
ブレーンストーミング・セッションの前にこのスピード感のあるアクティビティを行って、素早く、自由な思考を促します。5 人以上のグループ向けです。
- 輪になって誰から始めるかを決めます。ここでは最初の人を A とします。
- A は隣の人(B)の方を向き、あるカテゴリ(「サンドイッチの具」など)を言います。
- B はそのカテゴリにあてはまるものを 3 つ、できるだけ早く挙げます。正解不正解を決めるものではなく、思いついたものをそのまま言うようにします。
- ここまで終わったらグループ全体で手を叩いて「3 つ揃った!」と大きな声で言います。
- これを順番に行い、全員がカテゴリの指定と 3 つの答えを言い終わるまで続けます。
カテゴリにぴったりあてはまるものを挙げることが目的ではありません。気の利いた答えを言う必要もありません。重要なのは、笑って楽しむことです。脳をリラックスさせてニューロンを活性化させることが目的です。さらに知性と戦略を必要とするアクティビティを始める前に、どんなおかしな答えでも受け入れて、何でもありの雰囲気を作っておきましょう。