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キャパシティ計画


自分の能力をあて推量するのは止めて、チームのキャパシティ計画を始めましょう。

このプレイの目的

チームのキャパシティを正確に把握します

見積もりや優先度決定の作業からあて推量を排除します

ヘルス モニターバランスのとれたチーム、またはベロシティの改善に苦労している場合は、このプレイを実行すると役立つでしょう。

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なぜこれが必要なのか

Atlassian でも見られる傾向ですが、依存関係は急増してタイムラインやリソースは縮小しています。質の高い仕事を提供するためには、チームの正確なキャパシティに関するデータが必要です。もちろん、何らかの高度なツールでこの数値を計算することも可能ですが (そんなツールが存在するなら...)、チームで 30 分の時間を割いて、チームが健全で、プロジェクト納期を厳守できると決断を下すのに十分なキャパシティの見積もりを出せます。

忙しいと (今時、忙しくないときなどありませんが)、キャパシティ計画は最重要の計画でありながら見過ごされがちな部分です。ですから、この作業にチーム全員で 30 分の時間を割く場合でも、各自でばらばらにする場合でも、プロジェクトのキックオフとしてする場合でも、必ずチームの時間を設けてレビューし、キャパシティのあて推量を排除してプロジェクトが予定からそれないようにする必要があります。

誰に参加してもらうべきか

あらゆる担当にはプロジェクト リーダーを含めましょう。このプロジェクトの達成に向けてサード パーティのベンダーと組んで作業する場合は、そのベンダーも組み入れましょう。

ユーザーのチーム
スタッフ

3 ~ 8 人

時計
所要時間

30 分

難易度: 低
難易度

プレイの実施

このセッションを始めるまでに、公式、非公式を含め、自分の数週間分のアクティビティをすべて観察し、場合によっては書き出しておくよう各自に依頼します。この準備で、このアクティビティの最初の部分の精度とスピードを確保できます。

準備物

ホワイトボードまたは厚手の用紙

マーカー

ペン

ノート

タイマー

ステップ 1

準備する (5 分)

この演習は、チームが 1 週間の労働時間と対応能力を気負わず正直に報告できるよう、チーム全体の健康度を改善する方法として導入します。この演習の結果をどう利用するかを説明します。たとえばアトラシアンでは多くのチームが、各自のキャパシティを 2 週間ごとのスプリント計画でレビューし、更新しています。全員に (チームでこのプレイに取り組んでいる場合) どの問題を分析すべきかを質問します。ホワイトボードにすべての回答を書き込みます。

ここで議論する回答には、意図的および意図的でない偏見が含まれる点に注意してください。参加者が認めたくない真実から目を背けたり、簡単な共通認識で済ませたりしないようにしてください。

最も優先すべき問題が明確ではない場合は、どの問題に取り組むべきか意見をまとめる必要があります。問題は徐々に明らかになるはずです。意見がまとまったら、ボードに問題の説明を簡潔に書きます。

ステップ 2

各自の典型的な 1 週間の仕事を書き出す (5 分)

各メンバーに通常 1 週間で各自がしていることと、その所要時間 (時間単位) をすべて書き出すよう依頼します。カレンダー、メールのインボックス、Jira チケット、チャットチャネルを見ながら、全体像を把握しながら記入できるようにします。

その後、1 週間にこのプロジェクトにかける時間数を 1 週間の総時間で割り、各自がこのプロジェクトにかける時間の割合 (%) を計算します。

ヒント

バグ修正、インシデント対応、管理タスク、定期に行う会議、休憩、思いがけない廊下での会話、個別相談などの時間も漏れなく含め、ほかのプロジェクトにかける時間は必ず除外しましょう。

ステップ 3

このプロジェクトに費やされる時間をまとめる (15 分)

チーム全体のキャパシティを表にまとめます。まず、同じ役割を担うメンバーをひとまとめにしてグループ分けします。役割ごとのメンバーを 1 行につき 1 人ずつ表に記入し、各自がこのプロジェクトにかける時間の週間合計を記入します。同じ役割のメンバーを全員書き出したら、その役割で使える合計時間数を計算します。

すべての役割とチームメンバーを表に書き出し終えるまで続けます。

虫眼鏡
サンプル

このようなキャパシティ計画表ができあがります (これは参考例です)。

ステップ 4

次のステップについて確認する (5 分)

キャパシティの基準値が分かったところで、次はチームの割り当てをレビューする頻度を決めます。責任者の決まっていない責務はありませんか? このセッションの結果をガイドとして使い、チームが次に担当するプロジェクトの見積もりと優先順位決定の作業を進めるようおすすめします。

成果の確認

チームでヘルスモニターセッションをすべて通しで、またはチェックポイントを実施して、改善しているかどうかを確認してみましょう。

その他のパターン

この作業は IT プロジェクトのキックオフの一環として行えば 10 分間で手早く終わります。手早く済ませるには、事前にアクティビティのリストを用意しておくようにチーム メンバーに依頼して、各自考える時間を 5 分、チーム全体のキャパシティをまとめる時間を 5 分とります。

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