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スパーリング


スパーリングは、チームメイトや関係者からピアフィードバックを得るための体系化された方法です。効果的なスパーリングセッションによって、プロジェクトを前進させる明確な意思決定を下すこともできます。

このプレイの目的

自分のアイデアに対する反対意見を同僚に述べてもらい、新しいアイデアの着想を得ます。

担当分野が異なる他の人の知識と経験を活用します。

ヘルスモニターで、ベロシティチームの結束の改善に取り組んでいる場合は、このプレイを実行すると役立つでしょう。

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なぜこれが必要なのか

ボクサー、フェンシングの選手、カンフーの達人と同様、自分一人の力で訓練することはできません。プロジェクトを最高の状態に保つための最善策は、チームメイトに作業内容を見せて、ずたずたに切り裂いてもらうことです (あくまでも冗談です)。

スパーリングは、チームメイトとアイデアをやり取りするための構造化された方法です。岐路に立っているときには、いくつかの選択肢を検討し、発表し、次に進むための最善策をチームメイトと一緒に決めることができます。また、プロジェクトがあと一歩の完成度だと感じている場合、チームは、プロジェクト全体を成功させるためにどの側面をさらに磨けばよいかを明らかにする手助けをしてくれます。

スパーリングは設計の世界から生まれ、多くの分野に適用されています。たとえば、著作物、ユーザージャーニー、ネットワークやシステムのアーキテクチャ、ウェブサイトの情報アーキテクチャなどが挙げられます。

誰に参加してもらうべきか

プロジェクトのフルタイム所有者とスポンサー (存在する場合)、さらに少数のプロジェクトチームメイトと関係者に参加してもらいます。

スパーリングは、設計思想に根差したピアフィードバック手法です。
ユーザーのチーム
スタッフ

2 ~ 6 人

鉛筆のアイコン
準備時間

30 分

時計
所要時間

30 分

難易度: 低
難易度

プレイの実施

ピアフィードバックの対象を慎重に検討します。チームメンバーをセッションに招待する際、あらかじめ読んでおくべき情報のリンクをすべて送っておいてください。

資料

作業のプリントアウト

付箋

マーカーまたはペン

タイマー

びっくりチキン

準備

下調べをする (30 分)

自分 (または他人) の時間を無駄にしてはいけません。時間は 30 分しかありません。スパーリングの内容についてよく検討してください。ページレイアウト、ソーシャルメディアに投稿するコピー、それとも数画面にわたるユーザージャーニーですか? 送信する招待状に必ずその内容を添付してください。また、あらかじめ読むべきリンクも含めます。ただし最長でも 15 分程度の内容に留めてください。

選択したアプローチをしっかりとデータで武装します。つまり競合他社の分析やユーザー調査などを収集し、それを弁護できるように準備します。ただし、これは自己弁護するという意味ではありません。作業に対する批判は、あなた自身に対する批判ではありません。

スパーリング開始前に早めに入室する

ペルソナ、ユーザーストーリーのリスト、プロジェクトの指針の一覧といった補足資料とともに、作業内容のプリントアウトを壁に掲示します。付箋紙、マーカー、ホワイトボードも忘れず準備してください。

ステップ 1

準備する (5 分)

チームにこれから批評してもらう内容を再確認して、求めるフィードバックのレベルを説明し、後で変わる可能性がある内容に時間を取られないようにします。たとえば、ワークフローが決まっていないのにその詳細について話し合うのは意味がありません。

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ヒント

まったく新しい視点を取り入れるため、自分のチーム外の同僚を招待しましょう。

ステップ 2

ウォークスルーを行う (5 分)

スパーリングする内容を簡単に発表し、背景を共有します。方向性を示すために必要な情報のみを提供してください。ここはまだ正当化したり、詳しく説明したりする場面ではありません。参加者に偏見がない状態でスタートして、その状態を維持し、目撃者を誘導するような先入観が加わらないようにする必要があります。

ステップ 3

ピアフィードバックを求める (10 分)

グループで作業内容をチェックして、直接マーキングするか付箋を使用して、質問やフィードバックを提供してもらいます。このパートは無言で行います。明確にするための質問にのみ、回答してください。

誘惑にかられても、今すぐ問題を解決しようとしてはいけません。質問をする時間が減ってしまうだけです。

ステップ 4

議論、討論、反論 (5 分)

作業内容を再確認して、チームの質問やコメントについて話し合います。作業する理由に関する反論や、作業の詳細について回答できるように準備してください。状況を説明する際には、裏付けとなる調査結果を示すことが重要です。

ピアフィードバックは厳しい内容が予想されるため無防備でいることは困難ですが、そうあるべきです。コンフォートゾーンから足を踏み出すことで、これまでまったく思い浮かばなかった内容へとアイデアが進化する可能性があります。

不適切なパターン

スパーリングセッションがブレインストーミングセッションに変わっている

スパーリングの目的はアイデアを出すことではありません。ブレインストーミングの必要性を感じている場合は、別の機会を設けてください。

ステップ 5

まとめ (5 分)

未対応の質問や課題を確認し、必要に応じてフォローアップのスパーリングセッションの予定を組みます。提供したフィードバックに基づく作業内容のイテレーションを、チームメンバーが確認できる日程を明確にします。また、次回のイテレーションには組み込まないフィードバックについても了解を取ります。

成果の確認

チームでヘルスモニターセッションをすべて通しで、またはチェックポイントを実施して、改善しているかどうかを確認してみましょう。

その他のパターン

付箋には書ききれない内容 (長文のコピーなど) をスパーリングする場合、チームが口頭でフィードバックを伝えて、書記係に記録してもらいます。

スパーリングは、チームから提供されたフィードバックに反論する双方向のディスカッション形式と、フィードバックをすべて受け入れるだけの一方通行の形式があります。

フォローアップ

次回のイテレーションに向けて作業するなかで、チームにフォローアップの質問をします。次回のスパーリングセッションがうまくいくようにただ願って待つだけ、ということのないようにしてください。

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