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アトラシアンについて


アトラシアンはすべてのチームが潜在能力をフルに発揮することを望んでいます。そのためには適切な人材に適切なツールを提供するだけでなく、適切な練習も必要です。

アトラシアンが Team Playbook を公表したのはそのためです。Team Playbook で紹介するのは、アトラシアンのチームが潜在能力をいかんなく発揮し、人生で最高の仕事をするために毎日使用している、ツールに依存しない手法です。これは CEO のための経営書ではありません。戦術的で、実務に耐えうるものです。デタラメなことは書いてありません。

Team Playbook は、インターンからエグゼクティブまで、誰でも利用できます。利用許可を取る必要もありません。チームと共有して今すぐ利用を始めてください。


Team Playbook の利用方法

決まった利用方法はありませんが、推奨事項が 3 つあります。

まずはヘルスモニター

最初にヘルスモニターワークショップを実施できます。これにより、チームの状態の基準を設定し、進捗を追跡できます。また、チームメンバー間の信頼を構築できます。

アラカルトでプレイを実施

40 種類を超える思考の訓練、コラボレーション技術、新しい働き方のコースを用意しています。チームタイプまたはヘルスモニターの要素でプレイを絞り込むか、一覧からお選びください。

ゲームプランを使用する

あるいは、ゲームプランのコレクションを確認することから始めても構いません。特定の状況に適した、実証済みかつ厳選されたプレイを見つけることができます。

FAQ

プレイを開発したのはどうしてですか? Show

5 大陸にオフィスを構え、多様なバックグラウンドを持つ 1,800 人以上の社員を有する会社として、また「自分自身が変化の原動力になる」という草の根文化の推進者として、チームワークの煩雑さについて誰よりも理解しています。

私たちは、どんなに困難な問題でも、その解決をチームに全面的に任せています。ただし、その混乱状態についてはどうにかしなければなりませんでした。あまりにも雑音が大きかったため、十分なシグナルが伝わらなかったのです。そこで当然のことですが、その状況に対処するためのチームを結成しました。チームは約 2 年の間に一連の「プレイ」を開発しました。プレイとは、質の高いサービスを大規模に提供したり、単純にプロジェクトの目標について合意を得たりといった一般的な問題に取り組むためのものです。

プレイは、チームで自然発生する軋轢を取り除きます。また、会社全体で使用する共通の言語となります。プレイを実施することで、チームはタスクに対する特別なアプローチ方法に無駄に力を注ぐのではなく、目の前のタスクに全力で取り組めるようになります。簡単に言えば、プレイはチームの潜在能力をさらに引き出すためのものです。

今回ご紹介するプレイブックは、こうしたプレイをまとめたもので、あらゆるタイプのチームが作業の管理と実行、チームの健全性の評価、弱点の克服、進捗の監視に使用できます。また、私たちはリーダーシップを (地位ではなく) 人となりであると考えているため、チームのメンバーなら役職や役割に関係なく誰でもプレイを採り入れられます。

チーム向けのプレイブックが特別に用意されているのはなぜですか? Show

端的に言えば、チームワークとは本当に難しいものだからです。もちろん、詳しく答えればもっと複雑です。

個人の生産性や会社レベルの生産性に重点を置けましたが、個人や会社に関する (有用な) 情報は既に山ほどある一方で、チームの問題は解決するのが非常に難しいだけでなく、ほとんど理解されていません。複雑な問題を解決するにはチームが必要であるにもかかわらずです。

物事を前進させるのはチームです。しかし、チームワークは乱れるものです。チームワークの乱れは、優先度の違い、性格の違い、地理的な違いなどによって生じます。3 つの大陸のチームメンバーとのミーティングをスケジューリングする「喜び」を今まで経験したことがなかったとしても、すぐにわかるようになるでしょう。

幅広い背景を持つメンバーから成るチームを適切に配属するという課題は、多様性のパラドックスであると言えます。つまり、スキル、年齢、バックグラウンドの多様性は、チームのパフォーマンスと健全性を高める一方で、人間関係における力関係を難しくします。パーソナリティや問題解決のスタイルを多様化することは、チームに適切な人材を揃えるために支払う税金のようなものです。

ところが、ツールだけではこの問題は解決できません。チームに適切な人材、原則、習慣がない場合は、魔法のようなツールを探すのではなく、鏡で自分を見てください (ちなみに、これこそがヘルスモニターの設計で目指したもの (鏡) です。ヘルスモニターは年に一度実施する、注射などは不要のチームの健康診断と考えられます)。

あなたがここにいるのは、チームを助けたいと思っているにもかかわらず、その方法がわからないからではないでしょうか。もしそうなら、ここに来て正解です。

このサイトにはチームのタイプが 3 つしかありません。なぜですか? Show

私たちは、スキルセットでチームを定義することは制限がありすぎると考えています。部門横断型や一時的なチームが一般的になっているアジャイルの世界では特にそうです (たとえば、このサイトを作成したチームの 6 人のメンバーは職務も上司もそれぞれ異なります)。そのため、私たちは新しいレンズを通してチームを見ることから始めました。

まず、専門分野でチームを定義するのではなく、仕事の成果や、仕事を生み出す手段によってチームを定義することにしました。最初のイテレーションとして、プロジェクトチーム、サービスチーム、リーダーシップチームという 3 つのペルソナを定義しました。しかし、この定義の仕方は有用である一方で、不完全であることも理解しています。

チームのペルソナは順次拡大していきます。最新状況をこのサイトで確認してください。新しいペルソナの追加に伴い、ヘルスモニターがカスタマイズされ、新しいプレイもいくつか追加される予定です。ホームページの下部にあるフォームを使ってメールアドレスをお知らせください。新しい内容が追加されたときに更新通知をお送りします。

このプレイブックは実際にアトラシアンのチームで使われているのですか? Show

はい。健全なチームにみられる共通の要素、チームの強みと弱みを評価するためのヘルスモニター、各種のプレイ。これらはどれも実在するものです。これらは、象牙の塔の理論や手探りの実験的な調査から生まれたものではありません。実践から生まれたものです。

アトラシアンのチームでは、このサイトに掲載されているヘルスモニターとプレイを毎日使っています (文字どおりこのサイトを使っています)。プレイには、アトラシアンのオリジナルのものも、この分野の他のエキスパートのアイデアを借りてカスタマイズしたものもあります。

私たちはプレイを「ベストプラクティス」としてラベル付けしようとはしていません。プレイを開発 (場合によっては流用) する中で、アジャイル、リーン、設計といった概念の要素を混ぜ合わせてきました。あなたもプレイに反映された多様な方法論に気付くはずです。このようなプレイは、多様な目標、スキル、パーソナリティを持つチームにぴったりではないでしょうか。

ヘルスモニターとプレイが役に立つかどうかを判断するにはどうすればよいですか? Show

それはできません。当社のチームでは機能していますが、あなたのチームで適切に機能することは保証できません。

ただし、チームワークに対する通常のトップダウン方式よりは優れています (すでに述べたとおりです)。企業はこれまで、多様性を排除する取り組みの中で、決められたプロセスを使用し、標準化を行ってきました。一方、当社のアプローチは、柔軟性と自律性を持つチームの内部にガードレールを作るというものです。私たちは、チームが費やす労力を気にかける代わりに、チームの成果を重視しています。多くの会社はスキルに基づいたモノリシック型のチームを作っていますが、私たちは部門横断型の小規模なチームを作ろうとしているのです。

プレイブックはどれくらいの頻度で更新されますか? Show

リリース間隔は正式には決まっていません。ただし、プレイブックが「完成」と見なされることはないため、適宜更新される予定です。私たちはプレイを使いながら改善してきました。今後もそれを繰り返していくつもりです。私たちのアイデアは内部にとどめています。新しいプレイや更新されたプレイは、それが当社のチームでうまく機能するようになるまではここでは公開されません。ホームページの下部にあるフォームを使ってメールアドレス (仕事で使っているものが望ましい) をお知らせください。新しい内容が追加されたときに更新通知をお送りします。

ただし、それらのプレイが完璧であるという意味ではありません。チームでプレイを使ってみてください。気に入ってもらえれば幸いです。気に入らなければチームに合わせてカスタマイズしてみてください。

アトラシアンがプレイを公開しているのはなぜですか? Show

これには 2 つの理由があります。第一に、私たちのミッションはあらゆるチームの可能性を解き放つことです。ただし、ツールには (当社のツールも含めて) 限界があります。ツールは現場で使用されているプロセスをサポートしますが、プロセス自体がお粗末であれば、どのツールも助けにはならないでしょう。パフォーマンスの高いチームを観察して得た要素と、チームの健全性の構築に役立つプレイは、私たちにとって大きな資産となりました。

今度は、お客様のチームとプレイを共有する番です。そのチームがかつてのお客様のチームであっても、今後当社のお客様になることが決してないチームであってもかまいません。重要なのは、潜在能力をさらに引き出したいと考えているすべてのチームがこの情報を利用できるようにすることです。

第二の理由は「オープンな企業文化、デタラメは無し」です。これ以上何も言う必要はないでしょう。

すべてのプレイを常に使用するのですか? Show

そんなことはありません。

プレイは、日常業務から気をそらせるのではなく、日常業務に貢献するように設計されています。それでも、すべてのプレイを実施するのはやりすぎです (最終的には気がそらせることになり、全体の目的が台無しになります)。重要なのは、チームにとって適切なプレイを必要なときに実施することです。

何をいつ使うかを適切に判断できるのは自分自身だけです。ヘルスモニターセッションを定期的に実施し、チームでうまくいっていない領域に応じて、最も役に立つプレイを選択します。またはすべてのプレイが掲載されているページにアクセスし、チームのタイプや問題点でフィルタリングすることで、何らかのヒントが得られます。

ゴム製のニワトリのおもちゃは何に使うのですか? Show

プレイを実施するのに必要なものの中に、ゴム製のニワトリのおもちゃがあることに気付きましたか。これは本当に使うものです。このおもちゃを使うようになったのは、当社の設計部門の責任者である Jurgen Spangl が「Helmut (進行役のニワトリ)」をシドニーオフィスに持ち込んだのが始まりです。彼のチームでは、ワークショップやスパーリングセッションを軌道に乗せるために Helmut を使用しています。Helmut は人気を博し、他の場所でも進行役のニワトリが現れ始めました。今では、Helmut の群れを当社の世界中のオフィスで見つけられます。

ここで、Helmut の役割を説明しましょう。たとえば、全員が個別に 5 分間ブレインストーミングを行い、各自のアイデアを説明するワークショップに参加しているとします。チームがブレインストーミングを始めて 5 分経ったところでゴム製のニワトリを強く握って鳴き声を鳴らし、書くのを止めるよう合図します (鳴き声を出すことができるゴム製のニワトリが見つからない場合は、ニワトリの鳴き声を真似してもかまいません)。また、固い信頼で結ばれたチームでは、グループの注意がテーマからそれたときに、鳴き声を出すゴム製のニワトリを使って目の前のタスクに注意を戻せます。

私たちは、Helmut とその仲間が私たちの代わりにタスクに集中してと言ってくれるのを気に入っています。なぜなら、議論が白熱していても、ニワトリに向かって本気で腹を立てる気にはならないからです。

フィードバックを送るにはどうすればよいですか?また、アトラシアンのスタッフに私のチームとセッションを行ってもらうにはどうすればよいですか? Show

私たちは、あなたにとって役に立つものとそうでないものに興味があります。ご意見をお寄せください。アトラシアンのチームメンバーは、Dominic Price または Bernie Ferguson まで連絡してください。それ以外の場合は、各プレイページの「Give Feedback」機能を使用して、ご意見を聞かせてください。

あなたのチームがこのサイトを気に入っていて感激している場合は、Twitter で @Atlassian をフォローして、そのことを自由に伝えてください。

プレイは現在のチーム開発手法に代わるものですか? Show

そうではありません。私たちはプレイを「ベストプラクティス」としてラベル付けしようとはしていません。私たちはプレイを開発 (場合によっては流用) する中で、アジャイル、リーン、および設計思想の要素を混ぜ合わせてきました。あなたもプレイに反映された多様な方法論に気付くはずです。このようなプレイは、多様な目標、スキル、パーソナリティを持つチームにぴったりではないでしょうか。

ヘルスモニターとプレイを使用してチームのパフォーマンスを高めてください。また、価値の実現のためにこれらのセッションに取り組んでください。マイペースにただ進めるのは避けてください。チームの儀式によってペースが落ちるだけです。

プレイの特定の実行順序はありますか? Show

いいえ、ありません。プレイは「お気に入りの朝食ビュッフェで出される料理」のようなものです。1 日のエネルギーを補給するために必要なものを食べて、すぐに行動を開始してください。

プレイには、最終的な状況をイメージするのに役立つもの、その状況を作るうえで役立つもの、お客様の手に渡ってから状況を改善するのに役立つものなどがあります。プレイは、行う必要がある作業に合うものを選択してください。

どのプレイを実行すればよいかわからない場合、各プレイの「このプレイの目的」セクションを探すか、プレイの先頭ページにアクセスして、問題点でフィルタリングしてください。最初は健康的なシリアルやジュースにする方がよいかもしれませんが、時には 1 日の初めにケーキを食べるのもよいでしょう。朝食にケーキを食べることだってときには必要です。

一部のプレイにはテンプレートがありますが、それらは入手可能ですか? Show

もちろんです。一部のプレイにはテンプレートがあり、説明と記入例が含まれています。該当するプレイに、ダウンロードリンクが記載されています。Confluence のお客様の場合、Atlassian Marketplace から無料アドオンとして、テンプレートをダウンロードしていただけます。

アトラシアンのお客様ではない場合は、PDF テンプレートをお使いください。

法的なことに関して何を知っておく必要がありますか? Show

このページのコンテンツは Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International License の下で提供されています。共有したりカスタマイズしたりしてもかまいません。ただし、上のリンクに記載されている条件に従ってください。

アトラシアンが企業文化の重要性について話しているのを聞いたことがあります。Team Playbook はその企業文化とどう関連していますか? Show

アトラシアンは企業文化と文化の確立基盤となる価値に誇りを持っており、堂々とそれを表明します。当社の文化がすべての会社に適しているとは思いませんが、当社の文化を明るく輝かせ続けている方法のいくつかは他の会社からも共感が得られるのではないでしょうか。

アトラシアンで私たちは 3 つのレベルで活動しています。1 つ目のレベルは組織、2 つ目のレベルは絶えず進化する一連のチーム (Team Playbook はこのチームを対象に作成されたものです) 、3 つ目のレベルは個人の集合です。当社の文化と価値はレベルごとに意味があり、個人、チーム、組織として文化を強化するために採り入れてきた習慣があります。

組織: アトラシアンには、当社の文化の基本的な側面 (イノベーション、恩返し、(他者との間の) 透明性など) をサポートする組織レベルの習慣があります。たとえば ShipIt は、アトラシアンの世界中の全オフィスで四半期ごとに行われる 24 時間のイノベーションです。全員を招待して好きなものを作成、構築、または設計し、成果物についてプレゼンテーションを行います。ShipIt はエンジニアリングチームだけでなく、会社全体にイノベーションをもたらします。

チーム: 私たちはチームに力を注いでいます。製品の作成はチームに任せています。また、チームワークを機能させるための製品を開発しています。チーム内 (組織全体だけではない) の多様性に関するレポートも公開しています。何と言っても、当社の証券コードは TEAM です! 私たちがチームの健全性と有効性を重視しているのは当然のことです。そこで Team Playbook の登場となるわけです。アトラシアンでは毎日、チームの健全性を評価したり、チームの弱みを克服したりするために Team Playbook を使用しています。パフォーマンスを最大限に高めるためにチームとして働くことが私たちの働き方の核になっているのです。

個人: 結局のところ、私たちは皆 1 人の人間です。よく見てみると、チームの中に「Me」が存在するのです。アトラシアンは、チームの力を引き出せるかどうかは、各個人の強みを引き出せるかどうかにかかっていると考えています。そのためにはまず、個性を重視する必要があります。アトラシアンの文化では、従業員が毎日「自分らしく」働くことを歓迎しています。職場では、各個人が自分にとってやりやすい方法で生産性を最大限に高めることが推奨されています。個人レベルでのアトラシアン間の一般的な習慣として、重要な作業のための時間を確保するというものがあります。各個人は、完全に集中できるように必要に応じて予定をブロックすることが推奨されています。

アトラシアンの文化は価値を基盤にして確立されます。この文化が繁栄しているのは、個人、チーム、組織レベルで育まれている習慣のおかげです。アトラシアンの「文化」と「価値」は生きているものであり、これからも生き続けます。これらは、ほこりをかぶったページに書かれた、あるいは壁に描かれた、単なる言葉の集まりではありません。私たちは他社に対しても、自分たちの文化と自分たちにとって重要な価値について深く考え、最も重要なものを真にサポートおよび強化する習慣を築くよう勧めています。