Atlassian Teamwork Collection で戦略的な連携を構築
ポイント
Atlassian Teamwork Collection では、ミーティングやステータス レポートによって連携を維持するのではなく、戦略的な連携を構造化します。
Jira プロジェクトは、達成するゴールに直接リンクします。
Confluence の戦略ページは、根拠と、その根拠が支える優先事項を結び付けます。
Jira 自動化と Rovo エージェントは、不整合が生じると即座に検知するため、ずれを早期に確認できます。
Loom を利用すると状況報告を自主的に確かめることができるため、関係者は都合の良い時間に確認できます。
すべてのチームには戦略があります。大半はどこかのドキュメントに保存されており、その戦略が指針となるべき作業からは切り離されています。"遂行しようとしている作業" と "実際に遂行している作業" にギャップがあるため、連携がうまく取れません。通常、誰かが 3 か月後に「なぜ私たちはこれを構築しているのですか?」と尋ねるまで、連携が取れていない状態になります。
Atlassian Teamwork Collection では、連携を構造化できます。ミーティングやステータス レポートを増やすのではなく、ゴールを、ゴールを達成する作業に結びつけます。連携はチームの働き方の一部となり、事後に追加するものではありません。
ゴールと、ゴールを達成する作業を関連付ける方法
優先事項が文書化され、組織全体で利用できるようになると、すべてのチームが重要な事項を把握できます。しかし、可視性だけでは不十分です。連携を定着させるには、作業まで関連付ける必要があります。
ヒント: Atlassian Goals アプリは、この目的に合わせて開発されています。最高レベルからチームの目標に至るまでの優先事項を段階的に設定し、すべてを 1 か所で確認できます。
ステップ 1: 作業の中でゴールを可視化する
連携を Jira で開始します。プロジェクトを達成するゴールにリンクすると、作業自体がステータス レポートになり、進行中の作業、ブロックされている作業、予定どおりの作業や遅れている作業を確認できます。ゴールを確認すれば、ゴールを推進しているプロジェクト、それらの現況、進行がタイムラインに一致しているかを全員が確認できます。

または、ナビゲーションをすべてスキップして、「第 3 四半期の定着率のゴールを推進している作業は何ですか?」と Rovo に質問できます。システムがすでにマッピングしている連携から抽出された情報源とともに、回答が返されます。遅れが生じているゴールは、四半期ごとのレビューではなく、早期に通知されます。
Confluence は根拠を保持します。戦略ページはサポートするゴールに直接リンクするため、作業中にワンクリックですべての優先事項の背景情報を確認できます。仕様書、決定ログ、プレス リリースも Confluence に保存され、それらを必要とする Jira プロジェクトや作業項目にリンクされます。「この作業の最新状況は?」に対する回答が、誰かの頭の中や前四半期のミーティングの録画にあるということは決してありません。
ヒント: チームのアクティブな Jira プロジェクトを 1 つ選びます。達成するゴールを見つけて、プロジェクトとリンクします。次に、「[あなたのゴール] を推進している作業は何ですか?」と Rovo に聞きます。表示される内容を確認します。
ステップ 2: 不整合が深刻化する前に通知する
ゴールを作業にリンクしていても、ずれは生じます。新たなリクエストを受信します。スコープ クリープが生じます。四半期の途中で優先順位が変わります。誰かが気づく頃には、進行中の作業はチームが達成しようと目指しているものからすでにずれてしまっています。
Jira 自動化は、チーム固有のルールに基づいて設定されており、明らかな問題が生じた際に検知します。Rovo エージェントはさらに先に進んで、ブロックされた作業を通知し、ゴールの所有者にリスクを提示し、変更された依存関係を特定します。システムが不整合を検知するため、プロジェクト リードがレビュー中に見つける必要はありません。
ステップ 3: 関係者が自分で状況を確認できるようにする
作業が順調に進んでいても、関係者は状況を把握したいと考えています。Loom を利用すると、状況報告を自主的に確認できます。チーム リードによる 3 分間の動画を Jira 作業項目や Confluence ページに埋め込んで、ダッシュボードでは伝えきれないニュアンスを関係者に伝えます。録画では、期限が変更された理由、前回のスプリントでチームが学んだ教訓、または経営陣の判断が必要な事項を網羅できます。Loom には自動文字起こし、要約、チャプターが含まれているため、時間がなくても、主要部を読んだり、重要なセクションにスキップしたりできます。

ヒント: 次のステータス ミーティングを Loom での状況報告に置き換えます。その Loom 動画を Confluence の戦略ページに埋め込みます。関係者やチーム メンバーの反応を確認しましょう。
状況報告は対象となる作業の隣にあり、必要なときにいつでも利用できます。ステータス ミーティングも、後で確認するためのカレンダーの招待状も不要です。チームが状況報告を 1 回行います。関係者は、自身の都合の良いタイミングでそれを確認します。
連携がもたらす成果
構造的な連携がもたらす成果は、各サイクルの終了時に最も明確になります。以前はまとめるのに数週間もかかっていた四半期毎のビジネス レビューも、数分で下書きを作成できるようになりました。すべての Jira プロジェクトはゴールにリンクし、すべての Confluence の戦略ページにはその実現方法が記載され、すべての Loom 録画にはその背景にある意思決定が記録されます。達成したゴール、達成できなかったゴール、リリースしたもの、遅れた作業、遅れた理由を Rovo に質問します。これらはすでに統合されています。
また、その成果は次の計画サイクルにも反映されます。成果、うまくいったパターン、遅れが生じた依存関係はすべて、Rovo が引き継ぐ背景情報の一部になります。連携は 1 つの四半期内のみにとどまりません。すべての四半期にわたり、連携がもたらす成果がより明確になります。
実際の活用例
場面 | アプリ | 従来 |
|---|---|---|
Jira プロジェクトは達成するゴールにリンク | Goals + Jira | 作業から切り離されたドキュメントに含まれている戦略 |
ゴールを推進している作業はどれか、Rovo に質問 | Rovo + Goals + Jira + Confluence | ページやボード間の関連付けを手動で追跡 |
ゴールと Jira プロジェクトにリンクした Confluence の戦略ページとアーティファクト | Confluence + Goals + Jira | 3 か月後に「なぜこれを実行しているのか?」と問いかける |
Jira 自動化と Rovo エージェントが不整合の発生時に検知 | Jira + Rovo | 四半期レビュー後、ずれを発見したものの手遅れ |
戦略ページや Jira 作業項目に Loom での状況報告を埋め込み | Loom + Confluence + Jira | 経営陣との定期的なステータス ミーティング |
Rovo がゴール、プロジェクト、決定事項から四半期の情報をまとめる | Rovo + Goals + Jira + Confluence + Loom | 四半期レビュー用のスライドをまとめるのに数週間かかる |