
スタッフ
2 ~ 12 名

所要時間
60 分

難易度
低

ダウンロード
プレイの実施
目標は、このセッション中にテンプレート内の 3 つのセクションすべてを完了することです。時間管理が重要となります。
ステップ 1
準備する (5 分)
チームを迎えたら、まずテンプレート内の各セクションの内容を説明します。
影響下のシステム: このセクションの目的は、担当作業に影響するか担当作業から影響を受けるさまざまなシステム (上流と下流を含む) を、ブレインストーミングでできるかぎり網羅することです。この依存関係マップは、プロジェクト全体を通じて使うことになるため、影響下の各システムの状況について詳細をメモに残しておきましょう。
リスクとリスク緩和: 多くの潜在的なリスクは、プロジェクトを通して各メンバーの心の中にのみ留まっています。この場でそのリスクを公開して、プロジェクトを円滑に進行できるように計画を立てましょう。
フィードバックループ: 発表したリスクと依存関係を管理するアクション計画を検討します。主なリスクに対し、プロジェクトとコミュニケーションチャネル内の責任者をそれぞれ設定し、双方で情報をやり取りし、その情報が関連チームすべてで共有されるよう徹底します。
ステップ 2
影響下のシステムに関するブレインストーミング (20 分)
担当作業の影響を受けるシステムすべてについてチーム全体でブレインストーミングを行います。すべてをリストに出し尽くしたら、システムごとに次の項目を特定します。
- 責任者 - システムの担当チームや主要連絡先。
- 影響の種類 - このシステムと担当作業の関係。
- 影響の説明 - チームメンバーと関係者間で共通認識ができる十分な詳細。
ステップ 3
潜在的なリスクを振り払う (20 分)
今度はプロジェクトに関する最大の懸念材料をすべて吐き出しましょう。個別に 3 ~ 5 分でリスクに関するブレインストーミングを行う機会を全員に与えます。出てきた案をグループで発表し、合意したリスクを次の情報と一緒に表に記録します。
- リスク - プロジェクトを破たんさせる可能性のある要素について説明します。
- 影響の重大度: 大、中、小のいずれかとします。
- 緩和計画 - このリスクが現実化した場合に講じる具体策を提示します。
- 責任者 - プロジェクトチームのメンバーから緩和計画のリーダーを指名します。
ステップ 4
管理計画を立てる (15 分)
担当プロジェクトについて複雑な依存関係を明らかにしたところで、次は問題が表面化する前にすべてを管理できるようにします。重要と判断したリスクと依存関係をすべて振り返ります。プロジェクト全体を通じて積極的に管理する必要のある事柄については、協調を徹底するべき関係者の名前を挙げます。関係者一人ひとりについて次の情報をすべて書き出します。
- 利害関係者 - パートナーを組む相手の名前を挙げます。
- レビュー期間 - 週単位、月単位、四半期単位のいずれかとします。
- フィードバックのメモとアクション - この欄を使用して、週、月、四半期のいずれかに 1 回、関係者と話し合った後に出てきた最新情報を共有します。
成果の確認
チームでヘルスモニターセッションをすべて通しで、またはチェックポイントを実施して、改善しているかどうかを確認してみましょう。
フォローアップ
関係者とその下のチームに依存関係マップを公開して、相手が補足や変更を提案できる機会を与えます。
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