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Ginkgo Bioworks + アトラシアン

クラウドに移行してサービス管理をアトラシアン製品に集約することで、自由自在に拡張して必要な投資を行うための指標を手に入れ、収益性を向上できるのです。

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サービス

欠陥のバッグログ、応答時間、解決時間の削減

デリバリー

数か月ごとから毎日に短縮

透明性

企業全体でのデータと意思決定に関するリアルタイムの可視性

Ginkgo Bioworks は Atlassian Cloud で地球を救うために規模を拡大

アトラシアン製品を長年オンプレミス デプロイを使用してきた Ginkgo Bioworks は、積極的なビジネス目標と野心的な使命を達成するために、より多くのストレージ、スピード、スケーラビリティを求めていました。ソリューション パートナーの Praecipio Consulting のサポートを受けて Atlassian Cloud Premium に移行したことで、Ginkgo Bioworks は保守から解放され、データの正確性と可視性を強化してこれまで以上にスマートな意思決定を行えるようになりました。さらに、毎年 3 倍を超えるアウトプットとコスト半減に役立つ新機能を発見しました。

DNA プログラミング。粘菌。生合成遺伝子クラスター。Jira Software や Confluence インスタンスで見られる一般的な用語ではありません。しかし、Ginkgo Bioworks のチームは、朝のコーヒーを飲みながら複雑なバイオエンジニアリングのトピックについて話し合っています。

「何かを培養できたらどうだろう」というシンプルな疑問を念頭に置いて、Ginkgo は 2008 年に設立されました。合成生物学における同社の業務は DNA のエンジニアリングとプログラミングに集中しており、需要の高い、または供給の少ない化学物質や生物の代替品を開発しています。それは COVID-19 ワクチンの原材料の開発に関する Moderna のサポートから、絶滅危惧にある種や植物を救うことができる代替資源の開発にまで及びます。「私は地球上で最高の会社で働いているんだと話しています」とデジタル オペレーション責任者の Dave Treff 氏は語ります。「Ginkgo Bioworks はミッション主導型の会社です。気候変動から世界を救うために、当社は存在しています。だからこそ、従業員は当社で働くことに満足しています。」

このような高い目標を達成するために、新しい有機体の設計にはビジネスのあらゆる面で最新かつ最適なテクノロジーが必要です。Ginkgo Bioworks は長年、アトラシアン製品のオンプレミス デプロイを活用して業務を強化してきましたが、成長が加速して、ストレージ、スピード、拡張性のニーズが高まりました。クラウド ソリューションを優先する先進的でリーン生産方式の企業として、Atlassian Cloud Premium への移行は明確な選択でした。

Ginkgo Bioworks は、アトラシアンとソリューション パートナーの Praecipio Consulting のサポートを受けてクラウドに移行することで、保守の負担を軽減し、データの正確性と可視性を大幅に向上させ意思決定を改善しました。また、新機能を利用して飛躍的な成長を促進しています。主要事業に専念する時間、エネルギー、予算が増加したことにより、チームは現在の生産量を 3 倍以上に増加させ、コストを 50% 以上削減し、おそらく粘菌も主流に組み込むことに向けて順調に進んでいます。

ユーザーの観点から、移行はシームレスで問題ありませんでした。サインインして、すべてがこれまでと同じであっても、改善されています。”

Dave Treff 氏
デジタル オペレーション責任者

ストレージ、スピード、サービス改善のための移行への取り組み

長年にわたり、アトラシアン製品は Ginkgo Bioworks の従業員の日常業務に欠かせない存在となっています。Confluence は、基本的な指示とポリシー、科学研究室のメモや文書、財務記録管理 (コンプライアンスのために Comala Document Management プラグインと統合) に関する全社的なナレッジ ベースとして機能しています。ソフトウェア開発者や合成生物学者も、Jira Software を使用して業務を管理および追跡しています。開発グループと運用グループがサービス管理に 2 つの異なるツールを使用していることに気づくと、チームは既存のチケット管理システムと扱いにくいスプレッドシートを Jira Service Management に置き換え、1 つのソリューションに統合しようとしました。今では、Jira Service Management は他のチームからサービスを呼び出すための主要な方法として会社全体で広く利用されています。

「Jira Service Management を実装してから数日以内に、他のチームが私たちの元に来て、“あなたのチームと同じ方法でリクエストを管理する必要がある” と言ったのです。」と、シニア グループ プロダクト マネージャーの Bruce Kozuma 氏は話します。「Jira Service Management を構築し、すぐに利用できるようにしました。環境、衛生、安全 (EHS)、研究室オペレーションの各チーム、自動化チーム、さらにはビジネス開発チームのすべてが、Jira Service Management を利用したいと考えていました。」

多くの部門がアトラシアンのツールを使い始めるにつれて、Ginkgo Bioworks はオンプレミス デプロイでいくつかの一般的な課題 (ストレージの制限、保守の義務、運用上の問題) に直面し始めました。「アトラシアンがクラウドに焦点を置き、アカウントごとのストレージ制限を廃止すると決めた際に、私は言いました。“今すぐサーバーをやめましょう。私たちは簡単には拡張できません。”」Dave Treff 氏は当時のことを振り返ります。「誰もがクラウドに移行する必要があると同意しました。当社は非常にリーンな運営をしており、使用している他のすべてのツールはクラウドベースです。クラウド移行は自然な決断でした。」

移行に関して迅速に同意を得ることに加えて、チームはソリューション パートナーのニーズも調整しました。「知識があり、当社のクラウド移行を支援してくれる、本当に優れた、信頼できるパートナーが必要だとわかっていました。Praecipio Consulting はトップクラスのソリューション パートナーだったからこそ、同社と提携しました」と Dave Treff 氏は話します。

Praecipio Consulting と Ginkgo Bioworks は協力して、差し迫った課題を軽減し、互いに、そして世界に提供するサービスを変革できる長期的な改善を促進する 3 か月の移行プロセスに着手しました。

「チケットがまったく別のシステムにあるため、確認できない」という摩擦はなくなりました。”

Bruce Kozuma 氏
シニア グループ プロダクト マネージャー

スムーズな移行のためにクリーンアップとコラボレーションの準備を整える

Praecipio Consulting の最初の仕事は、準備から移行や本番稼働後のサポートまで、各ステップの明確な計画を策定することでした。クリーンアップは最初の大きな優先事項でした。Dave Treff 氏は次のように話しています。「当社では誰も Jira と Confluence を整理していなかったので、乱雑になっていました。何も見つけられず、データには欠陥があり、情報も Google ドキュメントに散らばっていました。すべてを整理してくれるよう、Praecipio Consulting に依頼しました。」Praecipio Consulting のパートナーである Christopher Pepe 氏は、Ginkgo Bioworks がすべてのデータをクラウドに転送することを予想していたため、最初のクリーンアップに非常にオープンだったことにうれしい驚きを感じました。「オンプレミスと同程度にデータを維持する必要がなく、より迅速にクラウドに移行する傾向があります」と話します。

Praecipio Consulting は最初に、Ginkgo Bioworks のオンプレミス インスタンスを評価し、再構築の提案を行いました。それにより、ユーザーは移行後に情報をより迅速かつ簡単に見つけられるようになります。次に、Jira Software と Confluence をアップグレードし、クラウドに引き継ぐことが可能かつ必要なアプリを評価し、リンクを更新して、エラーを回避しました。その過程で、発生した問題のトラブルシューティングには全員が協力しました。「当社はアトラシアンと協力して、バックエンドの移行の一部を処理しました。アトラシアンは、データベース調査などの非常にすばらしいサービスを提供してくれたので、不可解な技術的問題はありませんでした」と Bruce Kozuma 氏は話します。また、Ginkgo Bioworks の移行の成功には Praecipio Consulting も不可欠だったと考えています。「Praecipio Consulting の尽力のおかげで、全体的な移行エクスペリエンスは非常にスムーズでした」と説明します。「Praecipio Consulting は当社が必要とするものを一貫して提供し、当社のことを調べ、ベスト メンバーを派遣してくれています。誰もがそのメンバーを頼ることができます。メンバーは専門的かつ綿密で、知識が豊富であること、非常に知的なプロセスに従うこと、当社に最適な情報を提供してくれていると信頼できることがわかっています。」

信頼できるパートナーと戦略的アプローチがあることで、Ginkgo Bioworks は、スムーズな移行に必要なすべての要素を備えていると確信しました。

アトラシアンがクラウドに焦点を置くと決めた際に、私は言いました。「今すぐサーバーをやめましょう。私たちは簡単には拡張できません。」誰もがクラウドに移行する必要があると同意しました。”

Dave Treff 氏
デジタル オペレーション責任者

従業員が新機能、統合、自動化の詳細を理解したら「使用量が急激に増加」

数か月後、Atlassian Cloud への移行が正式に完了したとき、Dave と Bruce のチームはほっとため息をつきました。「ユーザーの観点からは、移行はシームレスで問題ありませんでした。サインインした後、何も変わっていなくても、確実に改善されています」と Dave は言います。

Praecipio Consulting と Ginkgo Bioworks は、移行が正常に完了したことを確認すると、新しいツール、機能、自動化の統合を開始し、効率、セキュリティ、可視性を向上させました。「"チケットがまったく別のシステムにあるため、確認できない" という摩擦はなくなりました。」たとえば、あるシステムで一部の不満を抱く顧客のレポートを取得したとします。私たちは調査を行い、1 つのチケットから別のチケットや別のチームに移動できました。それらが同じシステムでリンクされているためです。」と Bruce Kozuma 氏は説明します。

移行後、Dave Treff 氏は「会社全体で使用量が急激に増加した」と話します。セキュリティの強化と、権限管理の合理化の必要性が明らかになりました。Atlassian Access と Okta を統合することで、Ginkgo Bioworks ではシングル サインオンとロールベースの管理が可能になりました。これにより、IT 部門は、個人ごとやツールごとにアクセスを提供するのではなく、従業員をグループに割り当てることで、従業員がまさに必要としているものに対して迅速にアクセスを許可できます。「従業員はすぐにアクセスしたいと思っており、迅速に開始できることが非常に重要です」と Dave Treff 氏は話します。「当社は定期的に従業員とチームを再構成しているため、データを分離して利用できるようにしておく必要があります。一元化された場所を介した役割ベースの権限によって、それが簡単に行えます。」

使いやすさとスピードは Ginkgo Bioworks でよく取り上げられるテーマです。同行は Jira Service Management 内のより多くのツールや機能を活用したいと考え、Praecipio Consulting に協力を求めました。「Jira Service Management Premium を使用すると、Insight を使用してアセットを管理し、Opsgenie をより緊密に統合して [重大なインシデントを管理] できるため、全員のスケジュールとシフトが把握できます。それには非常に大きな意味がありました」と Bruce は言います。Bruce と Dave は、Jira Service Management が大きな影響を与えるであろう分野の 1 つとして、Ginkgo Bioworks の膨大なラボ機器の在庫を挙げています。アセット管理機能により、IT 部門は、ラボからラボに頻繁に移動される 700 台をはるかに超える機器を追跡できます。1 台がダウンすると、主要なインシデント対応機能によってオンコール従業員が保守の要請を受けるため、解決が早まるだけでなく、無駄のない人員配置も可能になります。Bruce は、「Insight は、私たちの IT アセット管理と変更管理戦略の要になるでしょう」と言います。

アウトプット 3 倍、コスト半減、指数関数的な可能性

最新かつ最高のクラウド機能へのアクセスは、Ginkgo Bioworks の成長と革新を後押ししています。移行後の最初の年は、基礎的な機能を活用するだけで精いっぱいでした。2 年目は、データに基づく意思決定とコンプライアンスに重点を置くことになるでしょう。チームは、Jira Service Management を全社的に拡大すること、Slack でデータを見つけやすくすること、チケット データを分析してトレーニングのニーズと収益性の傾向を特定すること、Confluence での検索を強化することなど、最適化せねばならないことを多く抱えています。これらはすべて、組織全体に波及効果をもたらすでしょう。「これは単なるチケット処理とはまったく異なります。私たちは Praecipio Consulting と協力して、ビジネスに本当に変革をもたらすプロジェクトを立ち上げているのです」と Bruce は言います。

これらの効果は、Ginkgo Bioworks が Praecipio Consulting およびアトラシアンとパートナーシップを結んだことで可能になりました。「ハードウェアやオペレーティング システムについて心配する必要がないため、ガバナンスと手順、サーベンス オクスリー [財務記録管理とレポート]、品質保証、監査可能性、コンプライアンス、その他の推奨事項に重点を置いて、Ginkgo Bioworks は一歩先を行くことができます」と Bruce Kozuma 氏は話します。

過去の業績や同業他社の先を行くことが、まさに Ginkgo Bioworks の計画していることです。Ginkgo Bioworks には大きな夢があります。チームは、強固なクラウド プラットフォームとパートナーを活用し、その実現に向けて順調に進んでいます。「私たちは生産量を 3 倍に増やして、コストを半減しようと取り組んでいます。」と Dave Treff 氏は説明します。「つまり、3 年後には理論上、現在の 27 倍のネットワークとストレージが必要になるということです。しかし、クラウドに移行してサービス管理をアトラシアン製品に集約することで、自由自在に拡張して必要な投資を行うための指標を手に入れ、収益性を向上できるのです。」

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