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Clearwater Analytics + アトラシアン

総体的に、Atlassian Cloud に移行した価値は十分にありました。

Erica Larson
プロセス エンジニア

75

AWS ホスティングの年間節約額

Clearwater Analytics について

Clearwater Analytics は、世界をリードする投資会計ソリューション企業で、最も信頼できる投資データの集約、照合、会計、およびレポート作成機能を提供しています。

業界

インターネットおよびソフトウェア

場所

南北アメリカ大陸

ユーザー数

1,000 ~ 5,000


Clearwater Analytics が効率性、可視性、セキュリティのためにクラウド移行を優先した理由

課題: Atlassian Data Center の熱烈なユーザーである Clearwater Analytics は、保守に費やす時間を減らし、クラウドの機能や効率性を活用したいと考えていました。

解決策: ソリューション パートナーの HyperVelocity のサポートを得て、Atlassian Cloud ツール (Jira Software、Confluence、Jira Service Management、Bitbucket、Statuspage、Opsgenie) に移行しました。

影響: エンジニアはより有意義な作業に時間を使えるようになり、すべてのチームのつながりが強まり、効率性が高まり、進捗状況と目標を追跡できるようになりました。さらに、データの安全性も高まりました。

移行する価値はあるのでしょうか? Clearwater は、自信を持って「イエス」と答えます。

シームレスな移行についての事例はたくさんありますが、シームレスにいかなかった事例についてはどうでしょうか? Clearwater Analytics のプロセス エンジニア、Erica Larson とそのチームは、Atlassian Cloud への移行に際してストレスと成功を経験しました。難しい局面はありましたが、「総体的に、Atlassian Cloud に移行した価値は十分にありました」と Erika は明言します。

保守を減らし、将来を見据えた対応をとるハイステークス企業

Clearwater Analytics は、世界中の 1,000 を超える企業、アセット マネージャー、および保険会社がもっと簡単に投資レポートを作成できるようサポートしています。これらの企業は総額で $6.4 兆 (「兆」!) を超える資産を管理しています。Clearwater 側でデータが間違っていたり、ダウンタイムがあったり、プロセスが機能しなかったりすると、顧客とそのエンド クライアントに問題が波及する可能性があります。言うまでもなく、リスクは非常に高いです。

プロセス エンジニアである Erica は日々このプレッシャーを感じています。しかし、ストレスで落ち込むのではなく、チームメイトがベストを尽くせるように問題を解決し、障壁を排除しようと情熱を燃やしています。「私は、優れたプロセスを構築してチームメイトがコードの作成に集中できるようにしたいと心から望んでいます。そして、私たちはそのために多くの時間を費やしています。主にアトラシアン ツールを使用して、人々がアトラシアン ツールの優れたプロセスを構築できるよう支援しています」と Erica は説明します。

プロセスの改善を視野に入れた Erica のチームは、IT 部門は Atlassian Data Center ツールの保守に時間を取られている分、より価値のある仕事に集中する時間がないということに気づきました。さらに、業界がクラウドに移行しているのを見て、移行によって得られる新機能と効率性に興味を持ちました。

「私は総所有コスト分析をして、『もっと多くのライセンスを購入することもできますが、その費用をすべて節約し、チームメイトの時間をより賢く使いましょう』と言いました。それだけの価値が十分にありました」と Erica は言います。「金融業界ではセキュリティとコンプライアンスも非常に重要です。Atlassian Cloud は当社のニーズをすべて満たしてくれました。それは、素晴らしいことでした。さらに、アトラシアンはクラウド ファーストであるため、Atlassian Intelligence のようなすべての新機能を活用できました。私たちは、クラウドに移行する必要があったのです。経営陣もすぐに納得してくれました」

Atlassian Cloud の自動化機能は、Data Center での体験を飛躍的に上回っています。Jira Service Management Cloud に移行して、チケットの作成や削除に関する多くの機能の自動化を構築できたことで、時間も大幅に節約できました”

Erica Larson
プロセス エンジニア

準備、教育、コラボレーションがチームを成功に導く

移行プロジェクトが承認されると、Erica のチームは準備を始めました。インターネット上の資料を読んだり、Atlassian University のコースを受講したり、パートナーのウェビナーを見たりすることで、クラウド移行がどのように進むかを理解できました。

調査中、チームは追加の専門知識を提供し、プロセスを指導してくれるソリューション パートナーが必要だと気づきました。Clearwater のアトラシアン テクニカル アカウント マネージャー、Gary Carlin がいくつかのオプションを提示し、その筆頭に上がったのがプラチナ ソリューション パートナーの HyperVelocity (Isos Technology 企業) でした。HyperVelocity の移行ランブックと実践的なガイダンスを受けて、Clearwater はクラウド移行を開始しました。

移行手順の多くは計画どおりに進みましたが、外部ツールや自社開発ツールとのサードパーティ統合など、いくつかの課題は予想以上に時間がかかりました。Clearwater は、HyperVelocity やさまざまな部門からユーザーを招いてトラブルシューティングとテストを行いました。

「おそらく、[コラボレーターとテスターからなる] 部門横断型チームを持ったことが最も良かったことでした」と Erica は言います。「現在、従業員数は 1,700 人を超えています。個人や部門によってやり方が少しずつ違い、それらのユース ケースにできる限り対応する必要がありました。万が一、うまくいかない場合は、本番稼働したときできるだけ成功するよう、確実に解決策を見つける必要がありました」

最初はだめでも、何度も繰り返し試す(より綿密に準備し、協力し合う)

移行を開始し、手順を進めるうちに、問題にぶつかりました。「残念ながら、クリーンアップが不十分でした。プロセスを自動化するためのボットとして機能するサービス アカウントを作りすぎてユーザー ライセンスの限度を超えてしまい、移行が頓挫してしまいました」と Erica は回想します。翌日にリセットを試みましたが、さらに問題が発生したため、いったん中断して後からもう一度やり直すことにしました。

落胆すれど、あきらめず、チームは課題を解決するために一月かけてさらにクリーンアップとテストを行いました。Erica は、この追加の作業は「実に有益」だったと話します。おかげで、チームは安心して次の試行に進めました。そして、チームの忍耐力は報われ、2 回目の移行は成功したのです。

アトラシアンと HyperVelocity は、移行前、移行中、移行後のあらゆる段階で Clearwater をサポートしました。「アトラシアンは、複数のリソースを提供してくれたり、質問に回答してくれたりして、とても協力的でした。ソフトウェア エンジニアの Wellington (Costa) の技術サポートは素晴らしかったです... そして、移行後にも、Jira と Confluence 間のリンクの修正など、多くの問題を解決してくれました」と Erica は言います。「そして、HyperVelocity の活躍には感謝の言葉もありません。彼らは世界中の Clearwater チームがサポートを受けられるよう、計らってくれました。経験者がすぐ近くで指導してくれると、本当に助かります」

金融業界ではセキュリティとコンプライアンスが非常に重要です。Atlassian Cloud は、私たちのニーズをすべて満たしてくれました”

Erica Larson
プロセス エンジニア

効率性、可視性、セキュリティ: 最終的に得られる「大きなメリット」

Atlassian Cloud ツール (Jira Software、Confluence、Jira Service Management、Bitbucket、Statuspage、Opsgenie など) に完全に移行した Clearwater のチームは努力の成果を目の当たりにしています。プロセスを改善してセキュリティを強化することで、IT エンジニアとソフトウェア エンジニアのさらなるコラボレーションが可能になり、心配が減り、時間を最大限に活用できるようになります。

Clearwater は、AWS ホスティング コストを年間 $75,000 節約することに加えて、不要になったツールを排除し、従業員の貴重な時間を賢く使うことで、他のコストを削減しています。「Atlassian Cloud で私たちが目にした最大のメリットの 1 つは、適切なタスクに取り組み、適切な量の労力を費やせるようになったことです」と Erica は言います。たとえば、面倒な手作業のエンジニアリングや ITSM プロセスの多くを自動化したことで、チーム メンバーはより戦略的な作業に時間を割き、より良いサービスを提供できるようになりました。「Atlassian Cloud の自動化機能は、Data Center での体験を飛躍的に上回っています。トリガーとアクションのオプションがずっと多くあります。Jira Service Management Cloud に移行して、チケットを作成または削除するための自動化を構築し、フォームに条件付きワークフローとフィールドを使用することで、時間を大幅に節約できました」と Erica は説明します。

クラウドへの移行により信頼できる唯一の情報源も生まれ、Clearwater の研究開発チーム (通常は、ソフトウェア エンジニアリングと呼ばれています) は開発ライフサイクルの各段階を通じてより迅速に作業し、目標と進捗状況をより適切に追跡できるようになりました。「すべてのツールがつながっていることは大きなメリットでした」と Erica は言います。「Confluence と Jira がリンクしているので、スクラム ボード全体を Confluence ページに埋め込んで常に最新の状態に保てるようになりました。そして、最近行った Bitbucket Cloud の移行により、Jira データが Bitbucket で利用できるようになりました。Jira データを確認するために複数の場所に行く必要がありません。クラウドの方がはるかに効率的です。私のチーム メンバーは、状況を把握するためにわずか 5 分間に 5 つものツールを使う必要がありません」

エンジニアは Advanced Roadmaps や詳細なレポートなど、ネイティブのクラウド機能やツールを使用することで、より効率的および効果的に作業できます。彼らはすでに Advanced Roadmaps を使った四半期計画を始めており、目標、目的、主要な結果を設定して追跡し、それを Confluence Cloud に文書化しています。

「計画プロセスを通じ、500 人を超える従業員を抱える当社の研究開発部門は、実際に機能を構築するために全員が何に取り組んでおり、何が必要かを把握しています。可視性を 1 か所で得られるということは、依存関係やブロッカーをより早く取り除くことができるということです」と Larson 氏は述べています。「Atlassian Cloud は、スプリント データ ポイントに関する指標とレポート作成の向上にも役立ちました。当社は Advanced Roadmaps を使ってチームのキャパシティを計算し、作業量を見積もって、チームの業務計画を越えていないか、下回っていないかを判断します。インサイトでアクティブ スプリントとバックログに関するアイテムを確認し、スプリント レビューと振り返りのスプリント レポートが報告され、Opsgenie インシデント によって今後に向けたトラブルシューティングが行われます。これらの指標はすぐに利用でき、非常に便利でした」

Atlassian Cloud ツールは、多くのチーム メンバーの働き方を向上させました。チーム メンバーによっては、大きな変化がないことにもメリットを感じていました。「一部のチーム メンバーは、移行によって主要プロセスに大きな影響がなかったことがよかったと言っています。ワークフローの変更を最小限に抑えながらも、簡単にクラウドでの実行を開始できました」と Larson 氏は述べています。

眼前に広がる明瞭な展望

移行に関する肯定的なフィードバックを受け、Larson 氏のチームは現在、自動化の拡大やネイティブ アセット ツールの活用によるセキュリティとコンプライアンスのプロセス管理など、Atlassian Cloud への投資を最大限に活用するためのあらゆる方法を模索しています。「すべては、チーム メンバーの時間を賢く使うことに尽きます。このツールと機能のセットはもうここにありますよ、と言えるのはとても嬉しいことです。別々のツールを使用する必要がないので、時間とコストを大幅に節約できます」と Larson 氏は語ります。「移行を通じてアトラシアンが提供してくれた機能セットやサポートが、チーム メンバーの空き時間を増やし、自社のツールに集中できるようになったのは本当に素晴らしいものでした」

Clearwater の使命の 1 つに、「投資ライフサイクル全体を簡素化する、世界で最も信頼できる、包括的なテクノロジー プラットフォームになること」があります。厳しい時期を勤勉さとパートナーシップ、そして辛抱強さによって乗り越え、チームはついに自分たちのチームで共通のタイプの強力なプラットフォームを手に入れました。

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