Close
Serverworks + Atlassian

アトラシアンのソリューションで “クラウドファースト” を推進

社内情報共有の強化と業務効率化を達成


Serverworks logo
業界

クラウドインテグレーター

場所

日本、東京都

従業員

147人 (2020年10月現在)

Share Page

課題

  • システム運用や障害対応に関する負荷を削減し、コア業務に専念したい
  • 社内プロジェクト管理の効率化のためのクラウド活用の推進
  • ID/パスワード管理にまつわる管理負荷の軽減とセキュリティ強化の実現

効果

  • Confluenceをクラウド版へ移行し運用に関する負荷を削減、最新の機能もすぐに利用可能に
  • TrelloとConfluenceの連携により、より利便性と情報の視認性を向上させたプロジェクト/タスク管理を実現
  • Atlassian Accessの導入によりシングルサインオンを実現、運用管理負荷の軽減とセキュリティの強化を実現

情報共有基盤にConfluenceを採用。クラウド版に移行し、数々のメリットを享受

「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」に特化したインテグレーションとソリューションサービスを提供するサーバーワークス。同社の強みは、860社以上・9,400以上のプロジェクト(2020年12月末日現在)で培ったAWSにおける深い理解と提案のノウハウを有していることで、2014年から継続してAWSの最上位パートナーである「AWSパートナーネットワーク(APN) プレミアコンサルティングパートナー」に認定されています。

そうした同社が社内の情報共有基盤として活用しているのが、アトラシアンのコラボレーションツール「Confluence」です。

情報システム管理者の宮澤 慶氏は「2013年にConfluenceのサーバー版を導入しました。採用の理由は階層化により体系づけてコンテンツを管理できることや、優れた検索機能により、どこに必要な情報があるかがすぐに分かること、また、あたかもブログを書くように誰もが簡単にリッチなコンテンツを作成・編集できることにありました」と説明します。

以来、社内規定や各部門の業務マニュアルをはじめ、顧客向けサービスに関する最新情報、AWS認定資格取得のTips集など、様々なコンテンツがConfluenceで作成、共有されています。

さらに同社は、2016年にConfluenceをクラウド版へと移行しました。その背景には、保守メンテナンスにかかわる負荷の軽減があったと言います。「当初はAWS上に構築した仮想サーバーでConfluenceを運用していました。しかし、サーバーの稼働監視や更新パッチの適用に加え、Confluenceの新バージョンがリリースした際のパッケージのダウンロードや検証にかかる負荷を解消したいと考えていたのです」と宮澤氏は振り返ります。

「そうした中でクラウド版が登場、保守メンテナンスにかかる負荷は大幅に軽減できるうえ、トータルコストもさほど変わらないことが分かり、すぐに移行に踏み切ったのです」(宮澤氏)

「サーバー版からクラウド版に移行しても、現場のユーザーはこれまでと同様にConfluenceを利用できています。障害も発生していませんし、レスポンスの劣化も皆無です」

Headshot

株式会社サーバーワークス
営業部 テクニカルセールス・情報システム管理者
宮澤 慶 氏

Confluenceクラウド版に移行したことで、様々なメリットを享受できていると宮澤氏は言います。「当初期待した通り、保守メンテナンスの負担は大幅に軽減されました。四半期ごとに行っていたメンテナンス作業が不要になったほか、障害時の対応からも解放され、私のストレスはなくなりました」と評価します。また、アップグレードや検証を手動で行うことなく、常に最新バージョンのConfluenceを利用できるようになったことも大きなメリットとして挙げられています。さらに多彩なSaaSツールとの連携が容易になり、Slackとの連携やBox上のコンテンツへのリンクなども行われています。

「サーバー版からクラウド版に移行しても、現場のユーザーはこれまでと同様にConfluenceを利用できています。障害も発生していませんし、レスポンスの劣化も皆無です」(宮澤氏)

今後、Confluenceの最新版に実装された新機能を使い、さらなる情報活用の効率化を進めていきたいと言います。

「例えば、アナリティクス機能を用いれば、情報の利用状況が一目で分かるようになります。そこで、しばらく利用されていない情報はアーカイブ機能でアーカイブする、といった運用も行っていきたいですね」(宮澤氏)

Trelloでプロジェクトの進捗状況を可視化。Atlassian Accessでシングルサインオンも実現

同社では、タスク管理ツール「Trello」やシングルサインオン基盤「Atlassian Access」も導入し、多くの成果を上げています。

はじめにTrelloですが、各部門におけるタスク管理やプロジェクト管理で活用されています。「例えば、各部門の上長がプロジェクトの管理や情報の共有を行うボードを作成するとともにメンバーにタスクを割り当て、進捗状況を常に把握しています。同様に、社内業務の改善を行うタスクフォースの管理等でも用いられています」と宮澤氏は説明します。

「Trelloのボードを参照することにより、プロジェクト全体を俯瞰して見ることが可能になりました。これにより、現在、プロジェクトの推進にどのような課題が上がっているのか、その原因はどこにあり、何をすれば解決できるのか、具体的な施策に落とし込んで会話ができるようになっています」(宮澤氏)

「クラウド化に悩んでいる情報システム担当者の方は、一日でも早くその一歩を踏み出して頂きたいと考えています」

このほか、Trelloと他のツール連携も行われており、Slack上での会話中、課題が挙げられた時には絵文字を押すことでTrelloのカードが作成されるといった工夫も施されています。また、ConfluenceにTrelloのボードを埋め込むことで、プロジェクトの全体像をWiki化し、Confluenceからも把握できるようにしています。「Trelloはアトラシアンに買収される以前から利用していましたが、アトラシアン製品と統合されたことで、より利便性が向上しました。Confluenceとも画面を遷移することなく連携できるようになり、とても重宝しています」と宮澤氏は話します。

一方、Atlassian Accessは、Confluenceのクラウド版への移行を契機に導入。クラウドベースのID管理ツールである「OneLogin」との連携により、アトラシアンのソリューションをはじめとした多彩なクラウドサービスとのシングルサインオンが実現されています。宮澤氏は、「当社のビジネスの急成長に伴い社員が増加し、協力会社のスタッフも増えていく中で、アカウントの発行や管理が煩雑化していました。そこでAtlassian Accessを導入し、シングルサインオンによるアカウント管理の効率化とセキュリティ強化を図ろうと考えたのです」と、導入理由を説明します。

「パスワードを忘れてログインできない、といった問い合わせもなくなりました」(宮澤氏)。

もとより、IT基盤のクラウドファーストを進めてきた同社ですが、アトラシアンのソリューションを活用することで、昨今のテレワーク推進に際しても従来と変わらない業務が実現できているといいます。

最後に宮澤氏は、「Confluenceをクラウド化したことで、自分自身の業務負荷を大幅に削減できました。結果、他部門の社員とのコミュニケーションの時間を増やせるようになり、様々な業務改善に繋げられています。クラウド化に悩んでいる情報システム担当者の方は、一日でも早くその一歩を踏み出して頂きたいと考えています」と訴えました。

クラウドでシームレスかつ安全にコラボレーションして、組織のワークフローを変革しましょう。

Microad logo

情報共有からワークフロー整備、IT サービス管理まで、アトラシアンのソリューションをフル活用して社内業務を大幅に効率化。

Lixil logo

社内業務を大幅に効率化。システム開発からITサポート管理まで多岐にわたる業務を効率化