Absolute Security でのアトラシアンのクラウド移行により、コラボレーションを強化し、保守時間を年間 100 時間以上短縮

Brendan Byers - Absolute Software advocate headshot collage

以前は、チーム間のコラボレーションがうまくいっておらず、それぞれが別のファイアウォールの背後に独自の Jira Server システムを構築していました。1 つのクラウド インスタンス上にまとめることによって、不可能だった組織間のコラボレーションが可能になりました。

Brendan Byers

シニア プログラム マネージャー, Absolute Security

主要な成果

25

単独のクラウド プラットフォームでコラボレーションしている 2 社からのチームの数

20%

ネイティブ クラウド機能に置き換えられたアプリの割合

100 時間

戦略的な作業に再割り当てできた年間保守時間

Absolute Security Logo Black

Absolute Security について

Absolute Security は、PC OEM 上位 28 社と提携しており、6 億台のデバイスのファームウェアに組み込まれ、数千の企業から信頼を得ています。Absolute Security サイバー レジリエンス プラットフォームを使用すれば、モバイル ワーカーやハイブリッド ワーカーは世界中のどこからでも安全かつシームレスに接続し、最適化されたセキュリティ管理を維持し、サイバー攻撃から迅速に回復できるようになります。

業界

ソフトウェア

ユーザー数

550

場所

南北アメリカ大陸

課題: Absolute Security と同社によって買収された会社はどちらも、Jira と Confluence をオンプレミスでデプロイしており、そのサポート終了が近づきましたが、コラボレーションがファイアウォールによって妨げられていました。

解決策: Absolute は Highway Three Solutions と提携し、6 か月で両社の 20 もの開発チームを 1 つの安全なアトラシアンのクラウド プラットフォームに移行しました。

影響: チーム同士が簡単にコラボレーションできるようになり、保守ではなくイノベーションと最適化に時間を割くことができ、エンドツーエンドの製品開発を強化する新しいツールにアクセスできるようになりました。

コラボレーションとイノベーションへの道のり

世界中の 21,000 社を超える企業、政府機関、教育機関が、絶えず変化し、増大し続ける脅威に直面した場合のサイバー レジリエンスを確保するために、Absolute Security (旧 Absolute Software) に信頼を寄せています。最先端のサイバー レジリエンス プラットフォームを構築するには、強力であり、かつ安全なコラボレーション プラットフォームが必要です。そのために、Absolute はアトラシアンのクラウドを選択しました。

Absolute のチームがアトラシアンのサーバー ツールを使い始めたのは、2016 年でした。長年クラウドへの移行を検討してきた Absolute は、アトラシアンのサーバー製品を所有する別の会社を買収した後、2023 年にクラウドへの移行を決定しました。

Absolute は、両社の 25 の開発チームを 1 つのアトラシアンのクラウド プラットフォームに移行して以来、チームや組織間でのコラボレーションの効率を高め、保守や手作業にかかる時間を何百時間も短縮できました。また、顧客サービス、そして自社のレジリエンスをこれまで以上に向上させるための新しい方法を発見しました。

セキュリティの確認と最適なパートナーの選択

Absolute の最初の 2 つの優先事項は、アトラシアンのクラウドが要件を満たせるかどうかを評価することと、移行に最適な方法を決定することでした。シニア プログラム マネージャーの Brendan Byers 氏が率いるチームは、クラウドにおけるアトラシアンのツールの機能をすでに精査していましたが、セキュリティについて確認する必要がありました。

「アトラシアンのセキュリティ ドキュメントによって当社の評価プロセスが容易になりました。現在の SOC 2 レポートを簡単に見直し、データの暗号化、セグメンテーション、不要になった場合の安全な破棄の方法を確認できました。2 要素認証と独自の ID プロバイダーを使用できることが鍵でした。セキュリティとリスク チームがセキュリティとリスクの最小化に確信を持てるのであれば、私もそれを信頼します」と Byers 氏は述べています。

その後、Byers 氏はチームと協力して、自分たちで移行が可能かどうかを検討しました。氏らはアトラシアンからの専門知識を得て、サポートを受けていましたが、パートナーを利用すればさらに知識とサポートが得られると気付きました。「自分たちでやろうとしたら、私の他にもあと 1、2 人でその準備にかかり、移行にフルタイムで専念する必要があったでしょう」と氏は述べています。「自社製品やプロジェクトの管理を担当しているならば、それは現実的ではありません。数回の移行から得た教訓で、これを繰り返し行ってくれる外部の移行パートナーと提携することが、私たちにとってははるかに合理的であることは明らかでした」

Byers 氏は、ソリューション パートナーとして、この種の移行を隔週で行っているカナダの Highway Three Solutions に連絡をとりました。複雑な移行を専門とする同社であれば、クラウドでも同等の成果を上げられ、ユーザーに対しても、その変更をできる限りスムーズに行ってくれると Absolute は確信しました。

増えた人手で作業を軽減し、スマートなソリューションを実現

Highway Three は、まず移行前評価からプロセスに着手しました。すると、Absolute には Jira と Confluence を運用している 2 台のサーバーに加え、大量のデータと複数のサードパーティ アプリが存在することが判明しました。

これらの課題に対処し、課題を最小限に抑えるために、同社は次の 6 か月間のカスタム移行計画を策定しました。その間、Highway Three と Absolute は、データのクリーンアップ、アプリの評価、プラットフォームのセットアップ、Jira Cloud Migration Assistant と Confluence Cloud Migration Assistant を使ったデータ移行、ユーザー受け入れテスト、トレーニングなどについてコラボレーションしました。

Absolute の Marketplace アプリのコレクション分析では、特に目を見張るものがありました。Highway Three で既存のアプリを確認したところ、Byers 氏率いるチームでは、クラウドのネイティブ機能のおかげで、いくつかのアプリが使用されていない、またはまったく必要ないことに気付きました。例えば、Absolute の従来のシングル サインオン プログラムに必須のいくつかのアプリは、クラウドに Atlassian Guard が導入されると不要になります。また、自動化のために ScriptRunner を利用していましたが、クラウドでは Atlassian 自動化に置き換えることができます。この分析から、Absolute は、アトラシアンのクラウドのネイティブ機能により、移行が必要なアプリの数を 20% 削減できることを発見しました。

準備プロセスは比較的スムーズでしたが、どんな大規模プロジェクトにもあるように、チームはいくつかの課題に直面しました。例えば、Absolute の重要な Marketplace アプリのある変更ログが、移行が困難なほど大きくなっていました。これについては Highway Three とアトラシアンのサポートにより、データをクリーンアップし、ファイル サイズを小さくして、クラウドに移動できるようにしました。

「Highway Three のおかげでプロセスの負担が軽減され、問題解決が容易になり、期限を守ることができました」と Byers 氏は述べています。Highway Three の Natasha Martens 氏は次にように付け加えています。「このプロジェクトに参加できたことを光栄に思います。最終的に成功したことはもちろんですが、協力して課題を克服したという側面からも、クラウド移行の良い事例となりました」

スムーズなクラウド移行: 単独では実現不可能

Absolute では、ローンチが迫ってきたある週末、プロセスを完了する準備を整えました。移行の最終段階は順調に進み、Byers 氏は、綿密な準備とコミュニケーションのおかげで正式なローンチがスムーズに進んだことが、ユーザーにとっても嬉しいニュースになったと述べています。「このプロセスの間、Confluence と Jira は私たちの一元的なハブとなり、チーム メンバー間で移行全体を通して透明性の高いコラボレーションとコミュニケーションを確立してくれました。誰もが切り替えについて不安を抱えていましたが、チームは混乱することもなく、作業を続けることができました」

切り替えによって作業が中断されなかっただけでなく、ようやくお互いのコラボレーションが実現したことに、誰もが安心しました。「私たちの最大の課題は、複数のチーム間でコラボレーションできず、それぞれが別のファイアウォールの背後に独自の Jira Server システムを構築していることでした。1 つのクラウド インスタンス上にまとめることによって、それまでは不可能だった組織間のコラボレーションが可能になりました」と Byers 氏は述べています。「例えば、過去のある製品のデザイン変更が必要になったとき、影響を受ける他のチームと共有するには、PDF をエクスポートしなければなりませんでした。今では、関連する Jira チケットや Confluence ページへのリンクを共有するだけで済みます」

効率性、可視性、セキュリティを 1 つの包括的なクラウド プラットフォームで提供

現在、両社のさまざまな部門が Atlassian Cloud のプラットフォームに集結し、Absolute の製品の構築と保守でコラボレーションを行っています。開発チームと運用チームは Jira Cloud で業務を管理し、製品チームや財務チームとコラボレーションするための接続ワークスペースとして Confluence Cloud を利用しています。

「コミュニケーションを取り、仕事についての理解を共有することが不可欠です。何よりも重要なのは、適切な機能をできるだけ早く顧客に提供することです」と Byers 氏は言います。「Jira を使えば、仕事を細かい単位に分割できます。そして、Confluence は全体像、長期計画、詳細へのリンクを把握するのに役立ちます」

Absolute のユーザーはまた、Atlassian Cloud の自動化ルールを使用して手動タスク (頻繁に使用されるエピックやサブタスクのクローン作成など) にかかる時間を節約したり、以前はテクニカル サポートが必要だった特定の領域でセルフサービスを行ったりできることも気に入っています。「ScriptRunner は多くの強力な自動化を実現しましたが、それを機能させるには多くの知識が必要でした。この自動化ツールには、ローコード/ノーコードのソリューションが採用されているため、チーム メンバーはすぐに使うことができます」と Byers 氏は語ります。「これにより、チームはある程度の自由度を持って、最適な方法で作業できるようになるのです」

Absolute は現在、ユーザーの自由とセキュリティのバランス維持のために Atlassian Guard を活用してしています。以前はオンプレミスのデプロイメントを Azure Active Directory と統合してアクセス管理を行っていました。クラウドに移行することで、この統合を維持して継続性を保つことができただけでなく、制御と可視性を高める新機能を活用できるようになりました。Byers 氏は次のように説明します。「Atlassian Guard の新しいコントロールでは、現在の使用状況とユーザーのより包括的な概要が提供されることがわかりました。"検出された製品" 機能により、シャドー IT にも安心して対応できますが、幸いにも今のところ使用する必要はありません」

メンテナンス時間を減らし、集中して革新を進める時間を確保

Absolute のアトラシアン管理者は、ユーザーと同じくらい、クラウド上で作業するという新たな自由を楽しんでいます。サーバーのメンテナンスやセキュリティの更新について心配する必要がなくなったため、Byers 氏のチームは、より戦略的な取り組みに集中できるようになりました。

「以前は、メンテナンスのために、月に 1 日か 2 日は、主な業務を停止しなければなりませんでした。そこから解放されたため、当社のビジネスにとって重要な開発パイプラインにかけられる時間を、毎年 100 時間以上確保できるようになりました」と Byers 氏は語ります。「強化されたセキュリティ フレームワークにより、データ保護が強化されただけでなく、リソースが解放され、継続的なセキュリティ監視の必要性が軽減されました」

Byers 氏は、これまでメンテナンスに費やしてきた時間の一部を、今では製品開発プロセスのさまざまな段階を最適化するための新しいツールの検討に充てられるようになりました。その結果、例えばチーム間の連携を強化に Atlas を活用したり、アイデアの立案や優先順位付けを効率化するために Jira Product Discovery を採用したりするに至りました。

「Jira Product Discovery が私たちのアイデア創出プロセスに大きな恩恵をもたらしていることが急速に明らかになっています。以前は、さまざまなドキュメント、Excel スプレッドシート、PowerPoint を使用していました。Jira 課題を Jira Product Discovery の中心的な柱とすることで、製品アイデアを整理して適切な順序で取得するという点で、さらに多くのことが可能になります」と Byers 氏は話します。

Byers 氏はまた、複数のソースからのデータを整理するために Confluence データベースを実験的に使い始めました。「Confluence データベースを使うと、重要な情報を一元化された場所に統合できるので、インスタンス内のさまざまなページ間でデータをコピー & ペーストする必要がなくなります」と同氏は付け加えます。「1 回の変更を加えるだけで、複数のページや他のデータベースにわたり同期することが可能になりました。これでもっと、プロセスを合理化し、時間を節約し、決定的な唯一の信頼できる情報源を確立できると思います」

サイバー脅威は常に進化しているため、Absolute は常に一歩先を行くアイデアと実装を行う必要があります。現在、チームは Atlassian Cloud 上で連携して作業を行っており、顧客と企業がサイバー レジリエンスを維持できるよう支援する体制がこれまで以上に整っていると感じています。

課題: Absolute Security と同社によって買収された会社はどちらも、Jira と Confluence をオンプレミスでデプロイしており、そのサポート終了が近づきましたが、コラボレーションがファイアウォールによって妨げられていました。

解決策: Absolute は Highway Three Solutions と提携し、6 か月で両社の 20 もの開発チームを 1 つの安全なアトラシアンのクラウド プラットフォームに移行しました。

影響: チーム同士が簡単にコラボレーションできるようになり、保守ではなくイノベーションと最適化に時間を割くことができ、エンドツーエンドの製品開発を強化する新しいツールにアクセスできるようになりました。

コラボレーションとイノベーションへの道のり

世界中の 21,000 社を超える企業、政府機関、教育機関が、絶えず変化し、増大し続ける脅威に直面した場合のサイバー レジリエンスを確保するために、Absolute Security (旧 Absolute Software) に信頼を寄せています。最先端のサイバー レジリエンス プラットフォームを構築するには、強力であり、かつ安全なコラボレーション プラットフォームが必要です。そのために、Absolute はアトラシアンのクラウドを選択しました。

Absolute のチームがアトラシアンのサーバー ツールを使い始めたのは、2016 年でした。長年クラウドへの移行を検討してきた Absolute は、アトラシアンのサーバー製品を所有する別の会社を買収した後、2023 年にクラウドへの移行を決定しました。

Absolute は、両社の 25 の開発チームを 1 つのアトラシアンのクラウド プラットフォームに移行して以来、チームや組織間でのコラボレーションの効率を高め、保守や手作業にかかる時間を何百時間も短縮できました。また、顧客サービス、そして自社のレジリエンスをこれまで以上に向上させるための新しい方法を発見しました。

セキュリティの確認と最適なパートナーの選択

Absolute の最初の 2 つの優先事項は、アトラシアンのクラウドが要件を満たせるかどうかを評価することと、移行に最適な方法を決定することでした。シニア プログラム マネージャーの Brendan Byers 氏が率いるチームは、クラウドにおけるアトラシアンのツールの機能をすでに精査していましたが、セキュリティについて確認する必要がありました。

「アトラシアンのセキュリティ ドキュメントによって当社の評価プロセスが容易になりました。現在の SOC 2 レポートを簡単に見直し、データの暗号化、セグメンテーション、不要になった場合の安全な破棄の方法を確認できました。2 要素認証と独自の ID プロバイダーを使用できることが鍵でした。セキュリティとリスク チームがセキュリティとリスクの最小化に確信を持てるのであれば、私もそれを信頼します」と Byers 氏は述べています。

その後、Byers 氏はチームと協力して、自分たちで移行が可能かどうかを検討しました。氏らはアトラシアンからの専門知識を得て、サポートを受けていましたが、パートナーを利用すればさらに知識とサポートが得られると気付きました。「自分たちでやろうとしたら、私の他にもあと 1、2 人でその準備にかかり、移行にフルタイムで専念する必要があったでしょう」と氏は述べています。「自社製品やプロジェクトの管理を担当しているならば、それは現実的ではありません。数回の移行から得た教訓で、これを繰り返し行ってくれる外部の移行パートナーと提携することが、私たちにとってははるかに合理的であることは明らかでした」

Byers 氏は、ソリューション パートナーとして、この種の移行を隔週で行っているカナダの Highway Three Solutions に連絡をとりました。複雑な移行を専門とする同社であれば、クラウドでも同等の成果を上げられ、ユーザーに対しても、その変更をできる限りスムーズに行ってくれると Absolute は確信しました。

増えた人手で作業を軽減し、スマートなソリューションを実現

Highway Three は、まず移行前評価からプロセスに着手しました。すると、Absolute には Jira と Confluence を運用している 2 台のサーバーに加え、大量のデータと複数のサードパーティ アプリが存在することが判明しました。

これらの課題に対処し、課題を最小限に抑えるために、同社は次の 6 か月間のカスタム移行計画を策定しました。その間、Highway Three と Absolute は、データのクリーンアップ、アプリの評価、プラットフォームのセットアップ、Jira Cloud Migration Assistant と Confluence Cloud Migration Assistant を使ったデータ移行、ユーザー受け入れテスト、トレーニングなどについてコラボレーションしました。

Absolute の Marketplace アプリのコレクション分析では、特に目を見張るものがありました。Highway Three で既存のアプリを確認したところ、Byers 氏率いるチームでは、クラウドのネイティブ機能のおかげで、いくつかのアプリが使用されていない、またはまったく必要ないことに気付きました。例えば、Absolute の従来のシングル サインオン プログラムに必須のいくつかのアプリは、クラウドに Atlassian Guard が導入されると不要になります。また、自動化のために ScriptRunner を利用していましたが、クラウドでは Atlassian 自動化に置き換えることができます。この分析から、Absolute は、アトラシアンのクラウドのネイティブ機能により、移行が必要なアプリの数を 20% 削減できることを発見しました。

準備プロセスは比較的スムーズでしたが、どんな大規模プロジェクトにもあるように、チームはいくつかの課題に直面しました。例えば、Absolute の重要な Marketplace アプリのある変更ログが、移行が困難なほど大きくなっていました。これについては Highway Three とアトラシアンのサポートにより、データをクリーンアップし、ファイル サイズを小さくして、クラウドに移動できるようにしました。

「Highway Three のおかげでプロセスの負担が軽減され、問題解決が容易になり、期限を守ることができました」と Byers 氏は述べています。Highway Three の Natasha Martens 氏は次にように付け加えています。「このプロジェクトに参加できたことを光栄に思います。最終的に成功したことはもちろんですが、協力して課題を克服したという側面からも、クラウド移行の良い事例となりました」

スムーズなクラウド移行: 単独では実現不可能

Absolute では、ローンチが迫ってきたある週末、プロセスを完了する準備を整えました。移行の最終段階は順調に進み、Byers 氏は、綿密な準備とコミュニケーションのおかげで正式なローンチがスムーズに進んだことが、ユーザーにとっても嬉しいニュースになったと述べています。「このプロセスの間、Confluence と Jira は私たちの一元的なハブとなり、チーム メンバー間で移行全体を通して透明性の高いコラボレーションとコミュニケーションを確立してくれました。誰もが切り替えについて不安を抱えていましたが、チームは混乱することもなく、作業を続けることができました」

切り替えによって作業が中断されなかっただけでなく、ようやくお互いのコラボレーションが実現したことに、誰もが安心しました。「私たちの最大の課題は、複数のチーム間でコラボレーションできず、それぞれが別のファイアウォールの背後に独自の Jira Server システムを構築していることでした。1 つのクラウド インスタンス上にまとめることによって、それまでは不可能だった組織間のコラボレーションが可能になりました」と Byers 氏は述べています。「例えば、過去のある製品のデザイン変更が必要になったとき、影響を受ける他のチームと共有するには、PDF をエクスポートしなければなりませんでした。今では、関連する Jira チケットや Confluence ページへのリンクを共有するだけで済みます」

効率性、可視性、セキュリティを 1 つの包括的なクラウド プラットフォームで提供

現在、両社のさまざまな部門が Atlassian Cloud のプラットフォームに集結し、Absolute の製品の構築と保守でコラボレーションを行っています。開発チームと運用チームは Jira Cloud で業務を管理し、製品チームや財務チームとコラボレーションするための接続ワークスペースとして Confluence Cloud を利用しています。

「コミュニケーションを取り、仕事についての理解を共有することが不可欠です。何よりも重要なのは、適切な機能をできるだけ早く顧客に提供することです」と Byers 氏は言います。「Jira を使えば、仕事を細かい単位に分割できます。そして、Confluence は全体像、長期計画、詳細へのリンクを把握するのに役立ちます」

Absolute のユーザーはまた、Atlassian Cloud の自動化ルールを使用して手動タスク (頻繁に使用されるエピックやサブタスクのクローン作成など) にかかる時間を節約したり、以前はテクニカル サポートが必要だった特定の領域でセルフサービスを行ったりできることも気に入っています。「ScriptRunner は多くの強力な自動化を実現しましたが、それを機能させるには多くの知識が必要でした。この自動化ツールには、ローコード/ノーコードのソリューションが採用されているため、チーム メンバーはすぐに使うことができます」と Byers 氏は語ります。「これにより、チームはある程度の自由度を持って、最適な方法で作業できるようになるのです」

Absolute は現在、ユーザーの自由とセキュリティのバランス維持のために Atlassian Guard を活用してしています。以前はオンプレミスのデプロイメントを Azure Active Directory と統合してアクセス管理を行っていました。クラウドに移行することで、この統合を維持して継続性を保つことができただけでなく、制御と可視性を高める新機能を活用できるようになりました。Byers 氏は次のように説明します。「Atlassian Guard の新しいコントロールでは、現在の使用状況とユーザーのより包括的な概要が提供されることがわかりました。"検出された製品" 機能により、シャドー IT にも安心して対応できますが、幸いにも今のところ使用する必要はありません」

メンテナンス時間を減らし、集中して革新を進める時間を確保

Absolute のアトラシアン管理者は、ユーザーと同じくらい、クラウド上で作業するという新たな自由を楽しんでいます。サーバーのメンテナンスやセキュリティの更新について心配する必要がなくなったため、Byers 氏のチームは、より戦略的な取り組みに集中できるようになりました。

「以前は、メンテナンスのために、月に 1 日か 2 日は、主な業務を停止しなければなりませんでした。そこから解放されたため、当社のビジネスにとって重要な開発パイプラインにかけられる時間を、毎年 100 時間以上確保できるようになりました」と Byers 氏は語ります。「強化されたセキュリティ フレームワークにより、データ保護が強化されただけでなく、リソースが解放され、継続的なセキュリティ監視の必要性が軽減されました」

Byers 氏は、これまでメンテナンスに費やしてきた時間の一部を、今では製品開発プロセスのさまざまな段階を最適化するための新しいツールの検討に充てられるようになりました。その結果、例えばチーム間の連携を強化に Atlas を活用したり、アイデアの立案や優先順位付けを効率化するために Jira Product Discovery を採用したりするに至りました。

「Jira Product Discovery が私たちのアイデア創出プロセスに大きな恩恵をもたらしていることが急速に明らかになっています。以前は、さまざまなドキュメント、Excel スプレッドシート、PowerPoint を使用していました。Jira 課題を Jira Product Discovery の中心的な柱とすることで、製品アイデアを整理して適切な順序で取得するという点で、さらに多くのことが可能になります」と Byers 氏は話します。

Byers 氏はまた、複数のソースからのデータを整理するために Confluence データベースを実験的に使い始めました。「Confluence データベースを使うと、重要な情報を一元化された場所に統合できるので、インスタンス内のさまざまなページ間でデータをコピー & ペーストする必要がなくなります」と同氏は付け加えます。「1 回の変更を加えるだけで、複数のページや他のデータベースにわたり同期することが可能になりました。これでもっと、プロセスを合理化し、時間を節約し、決定的な唯一の信頼できる情報源を確立できると思います」

サイバー脅威は常に進化しているため、Absolute は常に一歩先を行くアイデアと実装を行う必要があります。現在、チームは Atlassian Cloud 上で連携して作業を行っており、顧客と企業がサイバー レジリエンスを維持できるよう支援する体制がこれまで以上に整っていると感じています。

Absolute Security Logo Black

Absolute Security について

Absolute Security は、PC OEM 上位 28 社と提携しており、6 億台のデバイスのファームウェアに組み込まれ、数千の企業から信頼を得ています。Absolute Security サイバー レジリエンス プラットフォームを使用すれば、モバイル ワーカーやハイブリッド ワーカーは世界中のどこからでも安全かつシームレスに接続し、最適化されたセキュリティ管理を維持し、サイバー攻撃から迅速に回復できるようになります。

業界

ソフトウェア

ユーザー数

550

場所

南北アメリカ大陸

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