クラウド製品への投資
過去 12 か月間、当社はパフォーマンスとセキュリティの向上、アトラシアン製品とサード パーティ製品の両方との強力な統合、検索とレポートの使いやすさなどに重点を置いて、クラウド製品全体に多額の投資を行ってきました。
- 当社はデータ レジデンシー機能を継続的に拡大しており、Cloud Standard プランと Premium プランをご利用のお客様向けにオーストラリアでのデータ レジデンシーを開始しました。2023 年の初めには、ドイツ、日本、カナダ、英国でデータ レジデンシーを開始する予定です。
- コンプライアンスの分野では、金融サービス向けの BaFIN や EBA、医療業界向けの HIPAA など、より業界や地域に基づいた規制に取り組みました。
- 最新の Cloud アプリの要約以降、開発者コミュニティは 100 を超える新しいクラウド アプリを Atlassian Marketplace に追加しました。
- また、モバイル デバイスとアプリ管理、ユーザー アクティビティ監査ログ、月間リリース トラックを開始して管理者向けのイノベーションを追加し、管理者がユーザーと製品をより詳細に管理して可視化できるようにしました。
製品固有の改善については、下記をご覧ください。
Jira Software
過去 1 年間で、当社は Jira Software Cloud に新機能と統合を導入し、ソフトウェア チームが協力して迅速に行動し、整合性を保ち、より効率的に開発できるようにしました。ハイライトをいくつかご紹介します。
- データをより直感的、効果的、かつ迅速に取得できる、Jira の新しい課題検索機能。
- バーンダウン インサイトを使用して、現在のスプリントのコンテキストでスコープを管理し、意思決定を行うことができます。
- 要望の多かった 2 つの機能強化が Advanced Roadmaps にリリースされ、チームの生産性を高めることができます。
- サイドバーのカテゴリや視覚障害者向けのアクセシビリティの向上など、プロジェクトのナビゲーションに複数の改善をリリースしました。
リリース ノートが Jira に直接公開されるようになりました。リリース ノートの機能の更新についてご確認ください。また、今後リリースされる機能の詳細については、Jira Software ロードマップをご確認ください。
Confluence:
当社は、Confluence Cloud を、事実上どこにいても作業の構築、整理、コラボレーションを 1 か所で行うための最適なツールにするために尽力しています。過去 1 年間にリリースした、いくつかの期待の機能のハイライトをご紹介します。
- Confluence が 3 - 4 倍高速になりました。
- 改善された新バージョンのホームを利用して整理できます。
- プレゼンター モードは、Confluence を離れずに、支障をきたすことなく業務を遂行できる新しい方法です。
- 表の視覚化によって、説得力のあるデータ主導のストーリーを伝えることができます。
- Jira Software および Microsoft Teams アプリ内に直接埋め込まれた Confluence ページにアクセスできるため、1 か所でより多くの作業を行えます。
- ページ タイトルの絵文字、ヘッダー画像、多数の絵文字リアクションで閲覧者の関心を引き付けます。
- カスタマイズ可能なパネルで、ページの閲覧者の注目を集めます。
- 関連ページでお気に入りのコンテンツを簡単に見つけられます。
- 複数の抜粋マクロを追加して、単一の強力な信頼できる情報源を作成できます。
- デイリー ダイジェストのメールで、閲覧しているページ、ブログ投稿、スペースの要約を確認できます。
- ページのステータスを使用して、より明確にチームとコミュニケーションを取ることができます。
最近リリースされた機能や今後リリースされる機能については、「Confluence Cloud ロードマップ」をご確認ください。
Jira Service Management:
Jira Service Management の機能は、過去 12 か月間で大幅に改善されました。当社は、インシデント管理と変更管理の機能を完全に統合するよう構築し続けており、お客様が特定のサービスの詳細を確認し、最近および今後の変更やリリースと併せて、依存するサービスに関連する、以前および進行中のインシデントを把握していただけるようにしています。さらに、最近のローンチには次の機能が含まれています。
- 300 種類以上のフォーム テンプレートとローコード/ノーコードのフォーム ビルダーを含む、まったく新しいフォーム エクスペリエンス。
- Confluence を活用した、すぐに使えるナレッジ ベース。
- Slack と Microsoft Teams での対話型チケット。
- 新しいインシデント調査ビューには、インシデントの根本原因である可能性があるコードの変更など、最近の変更が表示されます。
- PIR (インシデント後のレビュー) の改善には、専用の PIR 領域とワークフローが含まれており、PIR をより効果的に促進できます。
- 動的な資産およびサービス構成管理機能の最近の改善には、新しいネイティブな検出機能やサード パーティのインポート機能の追加などがあります。
- また、QR コードを使用して資産を追跡する機能も追加しました。
最近リリースされた機能や今後リリースされる機能については「Jira Service Management Cloud ロードマップ」をご参照ください。
Atlassian Access
Atlassian Access は、お客様組織全体の Atlassian Cloud 製品に対して、一元化したエンタープライズ級のセキュリティと管理を実現します。3 年前から稼働する Atlassian Access にはそれ以降、今日の SaaS に認められる一般的なセキュリティのニーズに対処するため、さまざまな改善を加えてきました。最近では、SSO と SCIM の ID プロバイダーがサポートする SCIM ユーザー ライフサイクル管理、複数の認証ポリシー、製品の自動検出、監査ログ、組織インサイト、API トークン管理などを展開してきました。当社は現代のリスクに関する最新のソリューションとしてゼロ トラスト セキュリティを具体化する Atlassian Access に、Atlassian Cloud 製品全体で最高水準のセキュリティを確保する手段として投資し続ける予定です。