コラボレーションを再創造するConfluence最新機能

強力なチーム・コラボレーションで不可能を可能に

本ブログは、こちらに掲載されている英文ブログの意訳です。内容に相違がある場合は、原文が優先されます。

意義のある成果を一人で成し遂げるのは不可能です。成功するためには、適切な人や状況とのつながりが必要です。Confluenceは、業務を推進するために必要なナレッジを、チーム横断で整理するワークスペースを提供します。Rivian、Domino、NASA、Redditなどをはじめ、75,000社以上の企業や組織が、業務を推進するためにConfluenceを活用していますが、その中で、まったく同じ働き方をしているチームは1つもありません。最新のConfluenceは、新しいコンテンツ種別やマニュアル作業の削減、外部関係者との協働を容易にする新機能などを搭載し、異なるチーム間のコラボレーションをより円滑化します。

新しいタイプのコンテンツで、新しい働き方を実現

以前よりConfluenceは、単なる文書ツールではありませんでした。画像、データ、ロードマップ、コードなど、チームはConfluenceのページに様々な情報を表示して活用してきました。しかし、今日の分散した職場環境によって、コラボレーション手法は進化し、複雑化しています。そこでConfluenceは、2つの新しい働き方:ホワイトボードとデータベースを新しく導入します。

Confluence ホワイトボードでアイディアを実行可能なアクションに

すべてのプロジェクトは、アイデアからはじまります。そしてそのアイデアは、多くの場合、ホワイトボード(物理的またはオンライン)の上でブレインストーミングされます。しかし、それからどうするのでしょうか?そのアイデアを、実際に仕事をするConfluenceやJiraで、実行可能なプランにするにはどうすればいいでしょうか?

新しくConfluenceに、ホワイトボード機能を搭載します。アトラシアンプラットフォーム上に構築され、アトラシアン製品と深く統合されたこの機能によって、同じツールから即座にアイディアを実行に移すことができます。

  • 自由にブレインストーミング:付箋、図形、スタンプ、シール、タイマー、ペンなどを使って、チームで新しいアイディアを生み出すことができます。
  • アイディアを成果物へ変換:ワンクリックで、付箋をJiraの課題やConfluenceページに変換します。
  • 業務を可視化:例えば、すべてのJiraの課題を単一のビューに統合し、それぞれの依存関係を追加。Smartlinkを使ってFigmaやLoomなどの外部コンテンツを組み込む。すべてのJiraの課題を一人のエンジニアにまとめてアサインするなど、一括した操作を迅速に行うことなどができます。

Pizza Hut、Panera Bread、Lumenなど、約100社の企業が既にホワイトボードのメリットを体験しています。 感心のある方は、まもなくはじまるベータプログラムの待機リストに登録することができます。

当社では、ユーザーの皆様がご利用のすべてのツールと連携できてこそ、アトラシアン製品の真価が発揮されると思っています。そのためConfluenceは引き続き、人気のあるサード・パーティー製のホワイトボードツールとの連携にも対応し、皆様のアイディアとナレッジベースの連携活用をサポートします。

Confluenceデータベースで業務の関連付けとトラッキングを強化

これまでユーザーの皆様より、手作業で複数のページを更新する必要なしに、業務の関連付けやトラッキングを行うための、より構造化された方法に対する要望を頂いて参りました。そこで、2つめの新しいタイプのコンテンツ:Confluenceデータベースを導入します。当社は、Confluenceのネイティブ機能としてデータベース機能を実装するため、K15tのOrderly Databaseを買収しています。

データベースは、構造化された動的なテーブルで、JiraのタスクやConfluenceのページ、オーナー、期日、ステータスなどの情報を関連付けて単一のデータベーステーブルに整理して格納することができます。ユーザーは、個別のセルや行、テーブル全体を、Confluence上の他のページから、リアルタイムに同期して参照することができます。Confluenceデータベースによって、各チームは常に最新の情報を自動的に入手することが可能です。

例えば、複数の候補者の面接プロセスを管理する人事部門や、複雑な広告キャンペーンを管理するマーケティング部門、最新の競合情報を活用する必要がある営業部門、そして従業員の使うツールをコーディネートするIT部門を想像してみてください。いずれかの部門のひとりの担当者が、候補者や広告、競合、パソコン等に関する新しい情報をデータベースに追加すると、自動的にそこを参照しているすべてのページの情報が更新されます。

興味をお持ちいただいた方は、まもなく始まるベータプログラムに参加するための待機リストに登録してください。

AI、自動化、分析機能を活用して業務を効率化

どんなツールを使って仕事をこなそうとも、最も効果的なチームは、AI、自動化、分析を活用して、不可能と思われる目標を達成します。当社のクラウド製品に共通の技術基盤であるAtlassian Platformに搭載されるこれらの機能をConfluenceで活用できるようにすることで、意思決定や生産性の向上に役立てます。

Atlassian Intelligenceで業務を促進

当社製品の提供するAIを活用した機能が、さらなる進化を遂げました。あなたのチームの新しいバーチャルメンバーとなる、Atlassian Intelligenceです。以下に、Atlassian IntelligenceがConfluenceでのチーム作業を効率化するいくつかの例を紹介します。

作業の促進:打ち合わせの記録からやるべきこと、次のステップ、重要事項などをまとめる。複数のページから情報を引用し、下書きを作成。さらに文章のトーンを変更する。

その場でわかる:Atlassian Intelligenceは、単語の上にカーソルを持ってくるだけで、組織や企業独特の用語や知識に関する解説も即座に提供。

何でも答える:チームメイトの答えを待つ代わりに、24時間365日、あなたの仕事から情報を引き出して、どんな質問にも答えてくれるバーチャルアシスタント。

Atlassian Intelligenceで皆様の企業の可能性を最大限に引き出す支援ができることを、嬉しく思っています。早期アクセスプログラムに参加いただくためには、待機リストに登録してください。

Atlassian Intelligenceに関する詳細は、こちらをご覧ください。

繰り返し作業は自動化に任せて意義のある仕事に集中する

Confluence の自動化により、管理者はコンテンツの管理、スペースの整理、重要なアップデートの通知などを手動の負荷なく行うことができます。管理者がルールを作成すると、Confluence の自動化が舞台裏で機能し、手動で行わなければならなかった反復作業を完了します。また、Confluenceでよくある操作には、予め定義されたルールテンプレートを使用することができます。

ルールは、以下のようなことを自動化できます:

  • 業務の進捗についてチームに通知する
  • 未完了のタスクについてお知らせする
  • 古くなった、または使われていないコンテンツを自動でアーカイブする
  • ページラベルの自動付加や、検索と置き換え

Confluenceの自動化に関する詳細は、こちらをご覧ください。

Atlassian Analyticsでデータの価値を活用する

すべてのデータを単一のデータレイクに集め、効率を向上させる方法についての見識を得ることができる分析ツールを提供するAtlassian Analyticsは、クラウドのEnterpriseプランで利用可能となりました。

Atlassian Analyticsを使って、各種指標のトラッキングや、スペース、ページなどの利活用状況を把握できるだけでなく、その他多くのことが可能です。

  • 複数のアトラシアンツールを横断したデータを見ることで、全体像を把握する。
  • ノイズからシグナルを抽出する。
  • ビジネスを改善する意思決定。

Atlassian Analyticsに関する詳細は、こちらをご覧ください。

外部関係者との協働を拡張する

不可能を可能にするには、ベンダー、パートナー、代理店、クライアントなど、社外の関係者とのコラボレーションが必要な場合が多々あります。そこでConfluenceに、仕事の場所を問わず、組織外の関係者ともシームレスで安全なコラボレーションを可能にする新機能を導入します。

シングルスペースゲスト機能で外部ユーザーをConfluenceに招待

社外の契約者や代理店など、外部の関係者との協働が便利で効率的になります。指定のConfluenceスペースにゲストを招待することで、指定スペース内でページの閲覧や編集、作成が可能です。部外者とのコラボレーションを実現しながら、他のスペースにある社内の知的財産を守ることができます。

有償ユーザーひとりあたり、5人までのゲストを無償で招待することが可能です。各ゲストがアクセスできるスペースは1つに限定されますが、ゲストを招待できるスペースの数や、スペースあたりに招待できるゲストの数に制限はありません。シングルスペースゲスト機能は現在ベータを展開中で、近い将来に一正式提供を開始する予定です。

公開リンクでインターネット上で情報を共有

よくある問い合わせやリリースノート、株主向けの書簡など、より広く公開する必要があるコンテンツを共有するための新しい機能を導入します。

公開リンクは、Webに公開される閲覧のみのページへのリンクです。これらのページは、検索エンジンの結果には表示されないため、コンテンツへのアクセスを制御することができます。公開リンクを使用することで、ビジネスに関する告知を行ったり、Confluenceに対する追加費用なしに、クライアントに対して情報を共有することができます。

Confluence組み込みページを使って、それぞれの方法で働く

より多くの人を巻き込むことは、多くの異なるツールで作業することを意味します。どのチームや組織にも好みのツールがあり、それがアプリやコンテキストの切り替えに時間を費やし、本来の仕事を進めることができない状況につながってしまう場合があります。Confluence は、これらの分散したツールを組み込みページを使ってつなぎます。

この機能によって、Confluenceページ全体をMicrosoft Teams、Lucid、Miro、Launch Darkly、Invisionといった他のツールへ組み込み、編集することができます。Teamsでチャットしている最中に最新のプランを探し回ったり、InVisionでデザインの構築中に要件を変更したりしなくて済みます。今後、さらに多くのパートナーとの連携を予定しています。

ネットサーフィンしながらコラボレーションを

Confluence は、コラボレーションを可能な限り柔軟にするために設計されており、ウェブ全体までその対象が広がります。Atlassian Ventures の投資先企業のひとつである Anno と提携し、どこでもコラボレーションが可能になりました。Anno の Hypothesis と Confluence の統合により、ユーザーは Confluence のページと同じように、ウェブページでチームメンバーにコメントしたり言及したりすることができるようになります。

ウェブページのスクリーンショットやチャットメッセージを手作業でConfluence ページに貼り付ける代わりに、ウェブページに直接コメントすることができます。Confluence がコメントを集約するので、ウェブページの文脈内で、手動スクリーンショットのプロセスなしに会話を続けることができます。

例えば、ウェブサイトに対するフィードバックや誤記に対応したり、競合他社の価格ページの更新について議論したり、新しい記事からの統計データを共有したりすることができます。これによって、インターネット上のすべてのページは、コラボレーションの出発点となる可能性を持つことになります。

Hypothesisについての詳細は、こちらをご覧ください。

チームコラボレーションで不可能を可能に

チームワークは複雑で、複数のチーム、タイムゾーン、ツールにまたがって行われる場合、まさに不可能と感じることがあります。Confluence はコラボレーションを容易にするソリューションを提供し、単独では不可能なことも、チームなら達成できるようにします。

  1. 新しい働き方:プロジェクトは、もうページから始める必要はありません。
    構造化されていない柔軟なホワイトボードでアイデアを出したり、データベースを用いて作業開始時に構造を追加したりすることができます。
  2. 業務の遂行を効率化: 煩雑な作業は自動化とAIに任せることで、より人間的な業務に集中できます。
  3. 協働相手を拡張する:チームは、新しい外部パートナーを招き、密接に協力したり、自分たちの仕事を世の中に発信することができます。