Confluence Cloud 新機能まとめ – 2023年6月版

ダイジェストメールやページの移動、目次マクロを刷新!

Confluence Cloud

毎月恒例になっている「Confluence Cloud 新機能まとめ」。本投稿では、この6月に刷新された機能をまとめてご紹介します。

日次ダイジェストを刷新

昨年、Confluence の通知メールを減らすべく、日次ダイジェストメールが開始されました。このメールでは、自身が作成・編集あるいはウォッチしたページやブログ、スペースに、前日に反映された変更をまとめてお知らせします。この度、ユーザーの皆さまから寄せられた声を元に、メールの記載内容やレイアウトを見直し、必要な情報をよりわかりやすく確認できるようにしました。

改良されたダイジェストメールでは、単に特定のページやブログに変更があったことだけではなく、新規に作成されたものなのか、更新の場合はコメントなのか、編集あるいはリアクションなのかが一目でわかります。また、「変更の表示」リンクをクリックしてページ履歴の画面に遷移することができます。さらに、変更があったページのスペース名がフォルダアイコンと共に表示され、ページタイトル以上の情報を得ることができます。

なお、新規にページが作成された際に配信される通知はまもなく廃止され、この日次ダイジェストに統合されます。

本メールの刷新について、さらに詳しくはこちらの記事 (英語) をご覧ください。

編集画面内でページを移動できるように

ページやブログを編集中に、間違った場所に作ったことに気づいたことはありませんか?

これまでは、ページの編集中にロケーションを移動する場合、一旦、編集画面を閉じてページを移動した後に再度、編集画面に戻る必要がありました。もう編集画面から離れる必要はありません!編集中でも、公開後のページと同様に右上の「… (その他の操作)」メニューから 「移動」を選択するか、編集画面上部に新たに追加された、パンくずリストの左にある鉛筆のアイコンをクリックすると、移動のメニューが表示されます。

改良されたページの移動について、さらに詳しくはこちらの記事 (英語) をご覧ください。

新しくなった目次マクロ

コンテンツの見出しに基づいて生成される「目次」マクロは、アトラシアンでも頻繁に使用されている機能です。これまでの目次マクロの設定メニューは、すべての項目が一箇所に表示され煩雑でした。

先日公開された目次マクロの改良により、設定可能な項目が「基本」と「詳細設定」のタブに分かれて表示され、目次のカスタマイズがより簡単になりました。「基本」タブでは、目次の見た目をドロップダウンメニューやチェックボックスで選択しながら設定します。一方、「詳細設定」タブには、見出しを含むかどうかなど、より技術的でそれほど頻繁に使われない項目がまとめられています。

基本タブでは、リストや箇条書き、セクションの分割の形式などを、クリックしながら設定できます。
詳細設定タブでは、見出しのインデントや見出しのCSSクラス名など、一歩進んだカスタマイズを行えます。

目次マクロは、ツールバーの「挿入」メニューから選択するか、ページの本文セクションで /目次 (言語設定を日本語にしている場合) とタイプすると表示されます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

Jira Work Management のボードで Confluence ページへのリンクを表示

先月の新機能まとめで、Jira Work Management のリストビューに Confluence ページの列が追加された旨をご紹介しましたが、これに続いて、ボードビューでも Confluence ページを確認できるようになりました。タスクに関するプロジェクトのページやミーティング議事録、その他ドキュメントに、Jira Work Management から離れることなく簡単にアクセスできます。


このように、Confluence Cloud では常に機能の刷新や強化が行われています。まだ Confluence をご利用でない方は、まずは 10 名まで無料の Free プランからお試しください!