Confluence がつないだ共創の場: Ridgelinez 様 DEI 社内イベント

DEI

2023 年 12 月、富士通グループの総合プロフェッショナルファームである Ridgelinez 株式会社にて、DEI (ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン) を推進する社内イベントが開催されました。

このイベントは、同社の D&I (ダイバーシティ&インクルージョン) 推進室や有志のメンバーが連携し、「Confluence の活用と世代間のギャップとバイアス」をテーマにしたワークショップ形式で行われました。これを受けてイベントには、アトラシアンだけでなく Confluence ユーザー企業である UiPath 様も参画し、共同でワークショップやネットワーキングセッションが行われました。

目的は「Confluenceの有効活用」と「DEIをテーマにした対話の場づくり」という、かけ算イベントへのチャレンジ

社員を対象にしたイベントということもあり、和やかな雰囲気の中でスタートし、司会進行役である同社の亀崎氏より、今回のイベントの趣旨が語られました。

「Ridgelinez で全社的に導入されている Confluence は、現状では主に社内業務の情報共有ツールとして使われております。多様なメンバーが協働する Ridgelinez らしいコミュニケーションツールとしてのConfluence の使い方を模索するため、今回のイベントを企画・開催しました。」

Ridgelinez 様では以前から Confluence を活用されていましたが、多くは社内業務の情報共有など、事務的な内容で使用されており、コミュニケーションツールとしての活用は限定的でありました。そこで今回、多様な背景や働き方を持った社員の相互理解を深める手段として、改めてその可能性に着目してみようとなったわけです。

Confluence の設計思想は「オープン・協調・協働」

亀崎氏のお話に続いて当社より、「Confluence の設計思想を 5 分で語ってみる」と題したセッションをお届けしました。

これは以前、 Ridgelinez 様よりいただいた「現状の使い方から一歩進んだ活用方法を模索するために、まず Confluence の設計思想を理解したい」というリクエストを元に組み込まれたもので、Confluence をより身近に感じていただけるよう、開発の背景や機能の裏側にある思想を紹介させていただきました。

例えば、Confluence ではページ公開時にアクセス範囲を設定することができますが、デフォルトでは「全員が閲覧および編集可能」となっています。これは「オープン」という思想をもとに、公平な情報へのアクセスとコラボレーションを重視した仕様を採用しているためです。

UiPath 菊地原氏による「Confluence が私の心の支え」

続いて行われたのは、さまざまなコミュニティで活躍されている UiPath 株式会社の菊地原氏によるセッションです。同社の創業期において、ご自身の業務でどのように Confluence を活用されたか、そして組織が大きく発展する中でいかに他部門への浸透が進んだか、ワーキングマザーでもある菊地原氏の実体験を踏まえながら、同社における Confluence 活用事例が紹介されました。

菊地原氏は同社における DEI 活動にも積極的に参画されていることもあり、イベント後の懇親会でも多くの質問が寄せられていました。

菊地原氏によるセッション「Confluenceが私の心の支え 〜 UiPath日本創業期を支えてくれたツールが組織を変え始めた〜」の資料は、こちらでご覧いただけます。

「世代間のギャップとバイアスを考える」ワークショップ

イベント最後のプログラムとなったグループワークでは、Ridgelinez 様が先進的に取り組んでいる生成 AI 活用を取り入れながら、新時代の働き方やコミュニケーションのあり方について、参加者全員で議論が行われました。Ridgelinez 社内イベントではありましたが、UiPath 様とアトラシアンからの参加者も加わり、幅広い世代が協働する環境について、異なる組織文化を持ったメンバー間で活発に意見交換が行われ、イベント終了時には、参加者がイベント中に同時編集し、リアルタイムで作り上げた記事がConfluence に掲載されました。

まとめ

今回は、DEI を実現する手段としての Confluence というトピックを通じて Ridgelinez 様と UiPath 様の2社がつながり、新たな共創コミュニティが誕生したのではないでしょうか。

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