新しい働き方を支援するConfluenceとTrelloの新機能

新型コロナウィルス感染拡大の影響で世界中の企業がいまだかつてない規模でリモートワークへと移行し、これまで対面で行ってきたミーティングや、コラボレーションの形態もオンラインへと変化しています。

この様な状況下、変化のスピードに追従するためにはEメールやスプレッドシートといった手法から離れ、より視覚的なプランニングやコラボレーションを実践をしなければならず、従業員の分散を橋渡しする適切なコラボレーション・ツールとプロセスが必要です。

アトラシアンは、コラボレーションとタスク管理の分野により一層の投資をすることで、企業がニューノーマルに対応した新しい働き方を実現する支援をします。

変わるのは簡単なことではない

長い間アナログなコラボレーションに頼ってきた多くの企業にとって、変化に適応する柔軟なオペレーションとアジャイルな働き方を実践するのは容易いことではありません。アトラシアンは、変化のスピードが早い環境下において社員が迅速かつスマートに作業することを支援するために、TrelloとConfluenceに対して以下の観点から投資を行っています。

  1. 重要な情報へのアクセスをより簡単に早く:コンテンツの整理や優先順位付け、消費をシンプルにすることで、不確実性の高い時代に組織が的確な判断と素早い行動を取ることを可能に。
  2. 作業状況を確認する新しいビューを提供:複数のプロジェクトやプラットフォームにわたって行われている作業を可視化することで、共通の認識をシームレスに維持し、大きな目標の達成を支援。

そのための第一歩として、ConfluenceとTrelloで以下の新機能を提供します。

Confluence

Confluenceは、組織のナレッジが共有される場所であり、仕事を行う場所であり、なくてはならない存在です。アトラシアンは、企業がニューノーマルに適応していくことに合わせ、リモート環境にある社員の秩序と効率性を維持するために製品機能のアップデートを行っていきます。

ページインサイト:各Confluenceページの上部に合計閲覧数と想定閲覧所要時間を表示しました。このことにより、膨大な量のコンテンツの中からどこが重要なのかを尋ねる同僚がすぐ隣にいない状況でも、閲覧数に基づいて重要なページを判断したり、閲覧にかかる時間を予測できるため、時間の管理がよりしやすくなります。

バルクコンテンツ管理:古かったり重複しているなど、様々な理由で不要になったページを一括してワンクリックでアーカイブすることができるようになる他、移動、ラベル付け、削除やエスクポートなど、複数のページを一度にまとめて操作することが可能になります。

スマートリンク:新しくなったスマートリンク機能により、外部ソースからの情報をConfluence内でシームレスに確認することができるようになります。外部コンテンツを挿入する際、どこから提供されるコンテンツなのかがわかる程度の情報が付加されたシンプルなハイパーリンクとして、または内容のプレビューが確認できるカード形式か、表示方法を選択することができます。

同時フィードバック:編集モードでインラインコメントを表示、作成、解決できるようになります。また、ページ上部のアイコンから全てのインラインコメントに素早くアクセスできるようになります。これによりユーザーは、リモート環境においてわざわざフィードバックのための会議を設定することなく、非同期のコラボレーションを実現することができます。

Trello

Trelloは、あらゆる規模の組織に対して視覚的で直感的、そして柔軟な作業管理手法を提供します。

今年実施した機能アップデートのひとつ「拡張チェックリスト」機能では、ひとつのプロジェクトを小分けにして各チェックリストに担当と期日を設定できるようにすることで、より細かい粒度でのタスク管理を実現しました。

そこで次はよりマクロレベルでの作業管理を支援するため、初めてボード間の情報を1箇所で管理する方法としてテーブルビューを提供する予定です。Trelloのテーブルビューは、プロジェクトや個人、チームにまたがって発生している作業を、見やすく扱いやすい表形式で提示します。

この機能は現在ベータ版として提供しており、Trelloユーザーはこちらからアクセスを申請することが可能です。

リモートチームに不可能はない

ConfluenceとTrelloに加て他アトラシアンツールも活用することで、今後ますます普及・定着が進むであろうリモートワークへのシームレスな移行と変化への迅速な適応、ビジネスのアジリティ向上を実現することができます。アトラシアンは、時代の変化に即して皆様のチーム・コラボレーションを最大化する支援を継続していきます。