アトラシアン、ガートナー®社 2023 年マジック・クアドラント™ の DevOps プラットフォーム部門で「リーダー」に選出

拡張可能な単一の DevOps プラットフォームが開発や IT 運用、ビジネスチームを連携。開発スピードやアプリケーションの健全性、稼働時間および信頼性が向上され、迅速な価値提供を実現

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本ブログは、こちらに掲載されている英文ブログの意訳です。内容に相違がある場合は、原文が優先されます。

現在のソフトウェア開発チームは、革新的な製品をいち早く市場に投入しなければならないというプレッシャーを抱えているだけでなく、マイクロサービスをはじめ、自律分散型のチームやさまざまな DevOps プラクティス、レガシーツールに乱立するフレームワークなど、これまでになく複雑化した状況に直面しています。

一方で、アトラシアンで多くのお客様と関わる中から、ツールの選定や DevOps モデル、ロードマップ以上に重視すべき点があることを発見しました。それは、最高のチームとは関係者全員が連携しているということです。

この度、アトラシアンはガートナー社の 2023 年マジック・クアドラントにおいて DevOps プラットフォーム部門のリーダーに選出されました。

この評価は、ガートナー社がグローバルに展開する DevOps プラットフォームベンダー 14 社を「実行能力(Ability to Execute)」と「ビジョンの完全性(Completeness of Vision)」に照らして行った分析に基づいています。

アトラシアンは、2022 年のガートナー マジック・クアドラントで IT サービス管理プラットフォーム部門のリーダーに選出されており、その評価が今回の結果にも強く結びついていると考えられます。

アトラシアンが提供する拡張可能な単一の DevOps プラットフォームは、エンジニアリングチームや IT 運用チーム、そしてビジネスチームを連携させ、開発スピードや、DevOps およびアプリケーションの健全性、稼働時間や信頼性を向上し、最終的には開発スタック全体を通して迅速な価値提供を実現します。

アトラシアンの最高収益責任者であるキャメロン・ディーチは、次のように述べています。

「規模を問わず、企業が顧客への提供価値をより一層高めるためには、継続的に変革に取り組み、新しいテクノロジーを活用する必要があり、それには高い専門性とツールが相互接続されたエコシステムが求められます。ガートナー®社による 2023 年マジック・クアドラント™ の DevOps プラットフォーム部門においてリーダーに選出されたことは、ソフトウェアの提供スピードの向上や DevOps の健全性の改善、そしてエンジニアリングチームとビジネスチームを連携するアトラシアンのユニークなアプローチと提供価値によってもたらされたと考えています。」

アトラシアンの Open DevOps プラットフォームは、下記 3 つの主なトレンドに後押しされ、あらゆる規模のチームにおいて採用が進んでいます:

  • 設定ファイルや CI/CD パイプラインの管理、サービス SLO への対応を超えて進化したモダンな DevOps – これまで以上に多くの組織が、中央集権的なコマンド&コントロール型の運用ではなく、DevOps プラクティスを採用しています。このような中、アトラシアンが唯一、インシデント管理やアプリケーションの健全性から機能のアイディエーションやスプリントプランニングまで、ソフトウェア開発のライフサイクル全体にわたって直接的なフィードバックループを実現するプラットフォームを提供しており、エンジニアリングスピードとアプリケーションの健全性を向上します。
  • 開発チーム、IT 運用チーム、プロダクトチーム、ビジネスチーム間のナレッジを連携させる必要性 – 自律した DevOps チームやプログレッシブ デリバリーの採用が進むことで機能提供のスピードが加速される一方で、多くのチームが情報やナレッジの共有不足が足枷となる状況に直面しています。現代のチームがこの限界点を超えるためには、ソフトウェア開発、IT 運用、製品担当、ビジネスチームが部門横断で指標や利用するプラットフォームサービス、ベストプラクティスを共有する必要があります。
  • あらゆるスタックに最適な万能解はない – アトラシアンの拡張可能な DevOps プラットフォームは、オールインワンソリューションのような簡単なオンボーディング、DevOps のガイダンス、そしてガバナンスを提供する一方で、数千にのぼるインテグレーション (英語) やあらかじめ用意されているテンプレートにより、ほぼすべての技術スタックやユースケースに合わせたカスタマイズが可能です。この Open DevOps プラットフォームにより、企業はこれまで築いた環境を維持しながら、独自のニーズや市場の状況に合わせてツールチェーンを継続的に進化させることができます。

また先日、アトラシアンはソフトウェアチームの認知的負荷の軽減やソフトウェア デリバリーの迅速化、そしてビジネスインパクトの測定を支援する新しい技術について発表しました (英語)。

  • あらゆる場所からアイデアを集約し、優先順位を付け、製品計画を共有
    Jira Product Discovery は、製品チームがアイデアの取り込みや優先順位付けを行いやすくするだけでなく、ビジネスチームと技術チームの関係を強化し、関係者全員が Jira 上で連携できるようにします。
  • Jira のセキュリティ機能(英語) により、DevSecOps をあらかじめ計画に取り込む
    ソフトウェア デリバリーのアーキテクチャ全体に潜むセキュリティ脆弱性を集約します。連携されたセキュリティツールによって検出された脆弱性を、その詳細情報とともに Jira で確認でき、解決に向けた課題を作成できます。
  • 開発者のエクスペリエンスやアプリケーションの健全性、運用準備にインシデントが与える影響を確認
    インシデント管理やデプロイ イベントを Jira Service Management から Compass に含まれるアトラシアンのソフトウェア コンポーネント カタログに取り込むことで、MTTR (平均復旧時間) やアプリケーションの健全性、開発者のエクスペリエンスを連携することができます。
  • Atlassian Analytics で製品横断のより豊富なインサイトを得る
    パワフルな SQL インターフェイスによるカスタムデータ分析の機能や、バリューストリーム管理やアセット管理、コンテンツ管理、DevOps のユースケースなどを含むテンプレート、また一般的に利用されているサードパーティソースに対応したデータベースコネクタなどにより、DevOps のすべてのデータとフローメトリクスを統合し、チーム全体の作業状況を把握することができます。
  • AI を活用した新しいバーチャル・チームメイト、Atlassian Intelligence
    アトラシアンの内部モデルと OpenAI による AI 技術を活用した Atlassian Intelligence は、チームの業務効率を向上します。Jira Service Management ではバーチャル・エージェントから即座にサポートを得ることができ、Jira Cloud 製品や Confluence Cloud、自然言語検索を備えた Atlassian Analytics では、素早いコンテンツの作成や要約、迅速な情報の抽出、そして複雑な検索クエリによってあらゆる回答を得ることができます。
  • リリースハブ(英語) で自律的なチームの迅速なデプロイを支援
    アトラシアンの新しいリリースハブには、機能横断的なチームが顧客に変更を公開する際に必要な情報がすべて揃います。チームは、承認や共同作業者、所有者、デプロイ場所、機能フラグの進捗、リリースノートの進捗など、リリースに必要とされるあらゆる要件をまとめて定義でき、マイルストーンの進捗もリアルタイムに簡単に共有することができます。

アトラシアンの Open DevOps プラットフォームは、無料アカウントを作成すれば、すぐにお使いいただけます。

より詳しくは、ガートナー社の 2023 年マジック・クアドラント、DevOps プラットフォーム部門のレポートをダウンロードの上、ご覧ください。


Gartner、「Magic Quadrant for DevOps Platforms」、著者: Manjunath Bhat、Thomas Murphy、Joachim Herschmann、他(発行日: 2023年6月5日)

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上の図は、Gartner, Inc. が調査刊行物の一部として公開したものであり、文書全体の文脈に即して評価される必要があります。Gartner の文書は、リクエストに応じてアトラシアンより提供可能です。