【Team’25】セッションPickup – Teamwork Collectionでチームをひとつに

Team'25で開催されたTeamworkセッションの注目ポイントを紹介

Teamworkに焦点を当てたセッションでは、アトラシアンのツールを活用して組織のチームワークをどのように向上させるかについてのディスカッションが行われました。JIRA、Confluence、Loom、Rovoエージェントなど、アトラシアンの製品群を駆使することでチーム間のコラボレーションとプロジェクト管理の効率化に関する具体的な手法が紹介されました。組織全体での目標達成をスムーズに進める方法は参加者の多くの関心事であることは間違いありません。実践的な知識とチームワークの真価を再発見する機会になったのではと思います。このブログではいくつかのセッション内容をピックアップしてご紹介いたします。


アトラシアンのTeamwork Collectionによるチームワーク向上の秘訣

セッション情報

このセッションでは、アトラシアンのTeamwork Collection がどのように組織のチームワークを向上させるかについて紹介されました。JIRA、Confluence、Loom、Rovo エージェントを活用し、チームが迅速かつ効率的にプロジェクトを進めるための方法が議論されました。

キーポイント

  • JIRAの進化:  JIRAは開発者だけでなく、他のチームも利用可能なシステムへと進化しています。AI を活用して作業項目を自動生成し、優先順位をつけることで、業務をより効率的に進めることが可能です。
  • Confluenceの改善:  ナビゲーションやコンテンツ作成のユーザビリティが向上し、AI を活用したコラボレーションスペースになることで、チームメンバー間の協力をより円滑に。
  • Loomの統合:  会議の削減だけでなく、会議内容の情報共有を促進するため、AI を活用して会議の記録を自動生成します。重要な情報が漏れず、チーム全体で共有できます。
  • プロジェクトの迅速な立ち上げ:  Rovo エージェントの活用で初期プロセスを合理化し、プロジェクトのキックオフをシームレスに行うことでスタートダッシュをより迅速に。またGoals で個々人の目標とチームへの貢献の可視化が可能で。
  • チーム横断のコラボレーション:  異なるチーム間での情報共有を容易にし、プロジェクトの進行をスムーズにするための仕組みが強化されています。これにより、各チームが持つ専門知識を活かし、プロジェクトをより早く、効果的に進めることが可能になります。

チーム間のコミュニケーションやプロジェクト管理に課題を抱える組織にとって明日から使える具体的なソリューションを得られるセッションでした。アトラシアンのTeamwork Collection を活用することで、プロジェクトの効率とスピードを向上させ、組織全体の競争力を高めることが期待できます。


チーム間の連携不足を解消するアトラシアンのアプローチ

セッション情報

多くの組織では、チーム間の連携不足により、異なるツールやプロセスが混在し、効率的な作業が妨げられている状況です。このセッションでは、この現状が引き起こす混乱を想定し、実際にアトラシアンのマーケティング、セールス、プロダクトチームがどのようにして一貫したシステムで協働し、プロジェクトを円滑に進めるているかがデモを用いて紹介されました。

キーポイント

アトラシアンのツールを活用し、共通の作業基盤を構築することで、チーム間の調和を図ります。これにより、各チームが持つ専門性を活かしながら、共通の目標に向かって一致団結することが可能になります。

  • Confluence ホワイトボード:物理のホワイトボードに付箋を貼る要領で、アイデアの共有と整理を容易にし、さらにJiraとの連携で洗い出したアイデアを具体的な作業項目に変換します。アイデアがアイデアで終わらず、実行可能なプランに迅速に変わります。
  • Jiraの活用: AI を活用して作業項目を分解し、キャンペーン目標を達成するための具体的なステップを明確にします。道筋を見える化することで目標達成を近づけます。
  • スマートリンクとLoom: 情報の一元化とビデオによる知識共有で、チーム間のコミュニケーションを強化。ミーティングの時間に捉われず、重要な情報が漏れることなくスムーズに共有されます。
  • ゴールの可視化: Goalsですべての作業を戦略的な目標に結びつけ、組織全体での調和を実現します。これにより、各チームが自分たちの貢献を実感しやすくなります。

具体例として紹介された、アトラシアンのマーケティングチームがアトラシアン製品を徹底的に活用して、セールスやプロダクトチームと連携し、キャンペーンを無駄なく効率的に進める方法が環境を構築する手法は、多くの企業にとって参考になる有益な情報だったのではないでしょうか。また最初から完璧な仕組みを作ろうとするのではなく、やりながら組織にあった最適解を見つけていくことが大事、ということもよいヒントです。


知識の中央集約を実現するConfluenceの新機能

セッション情報

知識が組織内で分散していることで、情報の一貫性が保てず、プロジェクトの遅延や目標未達成が発生することがあります。このセッションでは、知識の中央集約の重要性と、それを実現するためのConfluence の新機能の活用について紹介されました。具体的にはConfluence ホワイトボード、データベース、スマートリンク、Loomを活用した知識管理とチームのコラボレーションの効率化が紹介されました。

キーポイント

Confluenceの新機能を活用して、知識を一元化し、チーム間のコラボレーションを強化するための具体的な手法が紹介されました。

  • Confluence ホワイトボード: 無限のキャンバスでのアイデアを視覚化できるだけでなく、AI を活用してアイデアを自動的にグループ化することで、情報を効率的に整理できます
  • Confluenceデータベース: 情報を構造化して保存し、組織全体での可視性と一貫性を促します。誰もが必要な情報に簡単にアクセスできる仕組みを作り、人に依存しないオープンな情報共有を実現します。
  • スマートリンク: 内部および外部リンクをコンテンツに埋め込み、分散した関連情報を一箇所に集約、情報の検索と参照をスムーズにします。
  • Loom: 非同期のビデオメッセージで、時間や場所を問わず、効果的な情報共有が可能になります。

プロダクトローンチのプロジェクトを仮定して、複数のチームがConfluence を中心としてアトラシアン製品を活用してシームレスに協業する具体例がデモとともに紹介されました。知識の分散に悩む組織だけでなく、Confluence をすでにお使いの組織にとっても、新機能を活用することでより一層チームのコラボレーションが効率化され、組織全体のパフォーマンス向上に繋がります。


5 月20 日 (火) にANAインターコンチネンタル東京で開催される Atlassian Team on Tour Tokyo 2025 では、Team’25 で行われた基調講演やセッションから、日本のお客様向けに選りすぐりのセッションをお届けします!

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