JIRAのユーザーエクスペリエンス改善中 – アジャイル開発で

*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2010 年 5 月 23 日、Edwin Wong 投稿 “Improving JIRA User Experience – Delivering with agility

私たちは、アトラシアンにおいて、ソフトウェア開発へのアジャイルなアプローチを強く支持しています。内部では、私たちの開発チームは、アジャイルなアプローチに従っています。しかしながら、フィーチャーを素早くリリースすることについてそれほど上手くできていないことに気付きました。JIRA 3.13 と JIRA 4.0 について、私たちの開発サイクルは長すぎたことが分かりました。私たちの顧客はもっと良い経験をすべきです – 私たちはより速く動き、フィーチャーと改善点をより多くの頻度でもっと一貫してリリースしたいと思いました。そして、それが私たちがやっていることです。JIRA 3.13 以来、私たちは約1年だったリリースサイクルを、4.1において半年に縮小しています。目標は、製品のバージョンをお客様に四半期ごとに出荷することです。もちろん、これは四半期ごとのアップグレードを全ての顧客に求めているわけではなく、その選択は完全に各顧客によるものです。しかし、私たちは最新のフィーチャーや改善の利点を得るための選択肢を、顧客に提供するのが大好きです。より頻繁なリリースサイクルはまた、製品がどういう方向に向かっているかを知るための素晴らしい機会を顧客に提供します。

進化する JIRA の UX (ユーザーエクスペリエンス)

もしあなたが 4.0 以降 の JIRAの改善をご覧になっていたら、私たちが最近、製品のユーザーエクスペリエンスをとても強調していることに気づいたかもしれません。なぜでしょうか?私たちが発見したことは、JIRAが柔軟で強力なツールである一方、ユーザーエクスペリエンスは大幅に向上させる余地があるということです。情報やリンクは、時々見つけにくかったかもしれません。操作はより迅速に完了することができたかもしれません。JIRAのユーザーインターフェイスを進化させ、もっとシンプルで、速く、かつ使いやすくできたらどうでしょうか?私は個人的には、JIRA に一日の大部分を費やしています。もし JIRA を使うたびに数秒ずつでも節約できたら、1週間で数時間も節約できるかもしれません!

もっとアジャイルに、一貫したリリースサイクルという精神で、私たちは徐々にユーザーエクスペリエンスの向上に近づいています。この旅は JIRA 4.0 で本当に始まり、新しいダッシュボードを導入し、またプロジェクト閲覧のセクションを強化しました。

dashboard-example.pngJIRA 4.1 では、課題ページの閲覧を進歩させました。これは私たちがこれまでに導入した変更の中でも、もっとも急進的な変化であったことは確かです。4.1 における変更が一部のユーザーにショックを与えたことを知っており、またこの変更は難しかったかもしれないと認識しています。ある意味では、それは伝統的な課題の閲覧画面を大きく変更し、新しい視覚的な言語を導入したので、4.1 は最も急進的でした。4.2 以降では、4.0 および 4.1 で築いた基礎に加えて、さらにユーザビリティを高める改善を導入します。

releasenotes_new-view-issue.png
これらの変更のいくつかは、最初、顧客にとって困難であるかもしれないということを理解しています。しかし、リリースに対するこの反復的なアプローチにより、途中でもっと頻繁にフィードバックを入手する機会を得ることができます。完全に重要な点を逃しているような、顧客の声を反映しない大きな変更を行ってしまう代わりに。各リリースにおいて大幅に変更するということは予定していません:私たちはこの新しい視覚的な言語に、JIRAのあなたの毎日の使用に一層の改善をもたらすことを構築する予定です。すでに、顧客の一部からは、私たちが計画に取り入れるようないくつかの素晴らしいフィードバックを頂いています。また、さらにそのページのユーザビリティを改善するための、他の重要な計画もあります。

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