Bamboo 3.1 リリース – 継続的デプロイ

Giancarlouserpic-153-100x100.png*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2011 年 5 月 10 日、
Giancarlo Lionetti 投稿 “Bamboo 3.1 – Continuous Deployment…Continued

83日リリース、新しいビルドのコンセプト、パラメーター化されたビルド、Bitbucket と Git コネクター、.Net サポートの改善、を組み合わせると何になるでしょう?それは Bamboo 3.1 です。本日リリースしました!

Bamboo 3.1 の新機能

1. ビルダーからタスクへ変更

「Builders (ビルダー)」を、より柔軟で拡張性のあるコンセプトである「Tasks (タスク)」に置き換えました。同じビルドディレクトリにアクセスし、複数のタスクを連続して同じジョブ内で実行することができます。以前は、Job (ジョブ) は 1 つのビルダーに限られていましたた – Ant、Maven、MSBuild 等です。Maven Goal や Ant Target を実行すること以上のことを行ないたい場合は、たくさんのアクションを実行させるスクリプトを生成しなければなりませんでした … 「タスク」ができるまでは。bamboo_tasks.pngbamboo-tasks-popup.pngソフトウェアをパッケージ化し、ウェブサイトにアップロードし、QA サーバー上、あるいは実稼働環境にさえも、新バージョンを継続的にデプロイしましょう。タスクは、プラグインとして実装されているため (そして作成するのも簡単)、タスクを使って何をするかは完全にあなた次第です。アトラシアン プラグイン エクスチェンジ上で利用可能なタスクを見つけ、Bamboo のインスタンスにインストールしてください。

すべての既存のビルダーは、タスクに変換され、テストされています (カスタマイズしたビルダーをお持ちの場合はアップグレードをすることをお勧めします)。

2. プラン変数とパラメーター化されたビルド

お使いのビルド設定で使用するために、グローバル変数を常に指定することができました。ただし、すべてのプランがこれらの変数を共有し、管理者しかそれを作成することができなかったので、個々のプロジェクトにおいてこの機能を利用することを難しかったのです。ビルドを簡単に維持できるように、プラン変数を導入しました。変数を指定できるようになり、それは一つのプラン内の複数ジョブにまたがる、ビルドスクリプトやタスクで使用することが可能です。bamboo_build_variables.pngparameterised-builds.pngさらに一歩踏み込んでみると、開発プロセスにおいて、カスタマイズしたパラメーターを用いてビルドを実行したい場合があることに気づきました。リリースやデプロイのプロセスにおいて、これらの「特別なビルド」は重要な役割となり得ます。Bamboo 3.1 では、手動でビルドを開始し、ビルド設定において使用しているプランやグローバル変数を上書きする時に、ビルドをパラメーター化することができます。

3. .NET のサポート

ビルダーをタスクへと再設計した時に、Bamboo の .Net サポートを改善する機会があり、それを実行しました。次の新機能の実装の助けとなるフィードバックをお寄せ頂きまして感謝しています:

  • Visual Studio – Visual Studio プロジェクト devenv.exe のビルド。異なるアーキテクチャのサポート – x86、AMD64、IA32、IA64
  • MSBuild – ビルドの一部として MSBuild を実行
  • NAnt – プロジェクトのビルドをターゲットにした NAnt 実行
  • MSTest Parser – MSTest テスト結果の解析と表示
  • MBUnit Parser – MBUnit テスト結果の解析と表示
  • NUnit Parser – NUnit テスト結果の解析と表示

これらの新機能についての感想をお聞きしたいと思っています。あなたが必要なその他の改善点や .Net の機能がありましたらどうかお教えください。

4. Bitbucket と GitHub のサポート強化

Bamboo 3.1 は、Bitbucket や GitHub との統合を強化しました。Bitbucket や GitHub のレポジトリを設定する時に、ユーザー名とパスワードを入力するだけで、Bamboo は Bitbucket や GitHub で利用可能なレポジトリを便利なドロップダウンに表示します。

5. ユニバーサル・プラグイン・マネージャー (UPM)

bamboo_admin-upm.pngプラグインの管理と Bamboo のアップグレード実行がより簡単になりました。すでに JIRA と Confluence にバンドルされているユニバーサル・プラグイン・マネージャ (UPM) が Bamboo にもバンドルされるようになりました。UPM により以下のことができます:

  • Bamboo をアップグレードする前にプラグインの互換性チェックを実行
  • コミュニティタスクのような新しいプラグインを、アトラシアン・プラグイン・エクスチェンジからインストール
  • 既存のプラグインを管理
  • たったのワンクリックで、更新プログラムが利用可能なすべてのプラグインをアップグレード
  • 監査ログにより、アップデートの閲覧と追跡

そして、さらに多くの強化点が…

  • Amazon EC2 スポットインスタンスのサポート:未使用の Amazon EC2 のキャパシティを狙って、はるかに低いコストでビルドを実行
  • グラバターのサポート:あなたのビルドを壊したユーザーの写真をご覧になれます

詳細については Bamboo 3.1 のリリースノートをチェックしてください。

ダウンロード

Bamboo 3.1 を今すぐダウンロードして 30 日間無料トライアルを開始するか、あなたのお持ちのインスタンスをアップグレードしてください。

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