みなさん、こんにちは。アトラシアンでコミュニティマーケティングを担当している新村です。今回は6月24日にリックソフトさんに会場をお借りして開催された第73回 ACE Tokyo Meetupの様子をレポートしたいと思います。ACE Tokyoはアトラシアンの公式コミュニティで東京を中心に活動していて、オフラインのイベントを中心にアトラシアンに関心を持つ皆様の交流の場として多くの参加者にお集まりいただいています。
今回は分科会共同開催で、4月に米国アナハイムで行われたアトラシアンのグローバルイベント「Team ’25」での発表内容の報告会でした。アトラシアンの渡辺からの発表内容の共有と、Team ’25の現地参加者のみなさんを招いてのパネルディスカッション、発表内容に関するライブQ&Aなどを行いました。
まずは最初の乾杯とACE Tokyoの紹介
ACE Tokyo Meetupは乾杯からイベントがスタートします。堅苦しい勉強会ではなく、和気藹々とユーザー同士が交流できるのがACE Tokyo Meetupの良いところです。
乾杯が終わると高橋さんからACE Tokyoの紹介がありました。ACE Tokyoは製品の導入、利用方法、運用ノウハウの提供、管理者の孤独な戦いからの脱却を支援、アジャイル、DX、DevOps等について広く発信の場を提供といった目的で運営しており、現在はAdmin分科会、Teamwork分科会、Dev分科会という3つの分科会が持ち回りで企画、運営を行っています。
ぜひ、このレポートをご覧になったみなさんで参加したことがない方はぜひ参加してみてください。
会場提供のリックソフトさんから
今回会場を提供いただいたリックソフトさんから、会場の案内とリックソフトの紹介をいただきました。
Team ’25発表内容の振り返り
アトラシアン株式会社 渡辺
渡辺からはTeam'25の発表内容のハイライトとして3つのトピックが共有されました。
まず1点目がSystem of Workのアップデートです。アトラシアンが提唱するSystem of Workとは「テクノロジー主導の組織がどのように働くべきかという哲学」ですが、今回注目してもらいたい点としてその裏で動いているTeamwork Graphという仕組みです。Teamwork Graphはみなさんの日々の活動から発生するデータ、働く人やチームの情報のコンテキストを保存するデータレイヤです。Teamwork Graphのデータに基づいてみなさんの働き方をより効率的に支援する仕組みです。
2点目としてはRovoに関するアップデートです。まず紹介したいのがDeep Researchという機能です。Deep Researchではより多くの情報を集め、その情報に基づいた調査を行ってくれる機能です。そして、RovoがJiraやConfluenceといった製品に組み込まれて、別途購入しなくても使えるようになるという点も大きな発表でした。また、Studioという機能が用意され、エージェントを作成したり、自動化に組み込んだりといったことが容易にできるようになりました。
3点目としてはCollectionの発表がありました。Collectionとはそれぞれの役割に適したSystem of Workを構築するためのツール群と、その役割を支援するために用意されたRovoエージェントです。現在はすべてのチームのコラボレーション基盤であるTeamwork Collectionの提供が開始されています。また、ベータ版ではありますが、経営層やリーダー向けに企業戦略と計画を支援するためのStrategy Collectionも発表されました。
今回はハイライトとして3点を紹介しましたが、ぜひ来年は現地に行ってより多くの情報を得るだけでなく、その現場の雰囲気も感じ取っていただければと思います。
発表資料
パネルディスカッション
アトラシアン 渡辺 (モデレーター)
リックソフト 大貫さん
Atlassian Champion 小西さん
インテック 内藤さん
パネルディスカッションではパートナーの立場でリックソフトの大貫さん、Atlassian Championの立場で小西さん、ユーザーの立場でインテックの内藤さんに登壇いただき、それぞれの立場からTeam ’25の感想を聞かせていただきました。
初参加だった内藤さんからは規模の大きさにびっくりしたという感想をいただきました。長年参加されている大貫さんからも2011年当時の写真を見せていただき、当時は手作り感満載だったイベントがここまで大きくなったのに感銘を受けたというお話をいただきました。また、Atlassian Championの小西さんからはプログラムの多様性を紹介いただき、Champion同士の交流も機会の話などもしていただきました。
ライブQ&A
今回はSlidoという仕組みを使って、会場の皆さんからその場で質問を受けるという試みを行いました。特に多かった質問はTeamwork Graphに関するものやRovoに関するもので、みなさんが非常に高い関心を持っていることが伺えました。
2回目の乾杯で懇親会スタート
先ほどパネルディスカッションにも登壇いただいたリックソフトの社長、大貫さんからフード&ドリンクスポンサーとして乾杯のご挨拶をいただきました。
その後、懇親会の中でも非常に活発な議論が展開されていました。やはり、ACE Tokyo Meetupはユーザーさんか集まってノウハウを共有する場ですので、みなさん日頃の悩みや苦労話をたくさん共有されていました。ぜひ、まだ参加されたことのない方は、Meetupに参加してみてください。とても良い刺激を得られると思います。
最後はいつものポーズで集合写真
ACE Tokyoではこのようにさまざまなテーマで情報の共有や議論を行っています。一人で悩むよりACE Tokyoでみんなと相談すれば、皆さんのナレッジを活用してより良い解決策を見つけることができます。
ぜひ、ご参加ください。
イベントはこちらのサイトで告知していますので、「Join」ボタンからご登録をお願いします。





