“ポンコツ車に現金を” エンタープライズウィキ乗換キャンペーン受賞式

Thumbnail image for Thumbnail image for Billuserpic-104-100x100.png*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2009 年 12 月 23 日、Bill Arconati 投稿 “Cash For Clunkers, Confluence edition – And the winners are…

kindle bow-thumb-150x254.jpg今月の初めにConfluence 3.1 をリリースしたすぐ後に、私たちは、ポンコツ車に現金を、Confluence版への全ての素晴らしい応募について、選別を開始致しました。一ヶ月にわたり、私たちは150を超えるポンコツ下取りの応募を頂き、それぞれの応募を楽しく読ませて頂きました。たくさんの楽しい応募がありましたので、各カテゴリーごとにたった一つを選ぶことはとても難しかったのですが、社内Confluenceサイト上でサーベイプラグインの魔法により、絞り込み、受賞者を決定することができました。

ストーリーを提出頂いた皆様に感謝を申し上げます。皆様が新しいConfluenceサイトを楽しめるように願っています。

見逃しましたか? $10、10ユーザーConfluenceライセンスで始めましょう。

賞品は何でしたか?

各カテゴリーの受賞者は、好きなチャリティーに彼らの名前で寄付できる$1,000と、それだけではなく、個人で楽しむための、アマゾン Kindle ($259相当)を受け取ります。

そして、難しい話は抜きにして、ポンコツ車に現金を受賞セレモニーにうつりたいと思います。ドラムロールをお願いします…

もっとも節約できたで賞…

sharepoint-clunker.pngポンコツ車: SharePoint
内容: Sharepoint は実際にウィキの2回目の挑戦でした1回目は、いくつかの面白くないオープンソースのポンコツ車でした。誰も存在を知らず、またコンテンツの追加方法も知りませんでした。その存在を唯一知っていたのは、私たちのGISアーキテクトでした。ウィキに情報を載せたことをチームの他のメンバーに彼が話したときはいつも、メンバーはポカンとした顔で「ウィキを持っていたんだっけ?」と聞きました。Sharepointも、その半分ぐらいの認知度でした。

一握りの人々はそれについて知っていましたが、スクリーンショットをご覧になると分かるように、過去10か月であまり多く使われていません。使い勝手がよく、管理がしやすく、JIRAと統合ができるツールを使うことは、まるでウィキ天国の一切れのようです。ドキュメンテーションやアイデアの整理という観点から、Confluenceを使ってできるであろうことはとてもたくさんあります。決して実際の仕事を終わらせることができないようなSharepointやMindTouchをカスタマイズする時間をとることができない、私たちのような小さな団体にとって、Confluenceは完璧な仲間です。

「まねしないで」賞…

file_server_clunker.jpgポンコツ車: ファイルサーバー + Microsoft Word
内容:私の会社はウィキを使ってもいません!私たちのポンコツ車は、Windowsエクスプローラーを通してアクセスできるファイルサーバーと多くの Microsoft Word ドキュメントで構成されています。

つまり、どのように動作するのでしょうか?

スクリーンショットに見られるように、ただ一つのシステムコンポーネントにとって機能的であるように設計されたドキュメントです。各システムコンポーネントは、そのMicrosoft Wordドキュメント内で説明されています。

私たちのバージョン制御は、Wordのオプションである ‘変更の追跡’ と、それに加えて、3つのバージョン番号、例えば 1.41.2のように注釈をつけて、作成した各変更版のドキュメントのコピーを作成することにより構成されています。クライアントへドキュメントを送るたびに、誰かがもっとも最近の3つのバージョン番号を作成して、それを2つの
バージョン番号(1.42) に与えるのです。彼はそして、そのドキュメントのまた別のコピーを作成し、全ての変更を ‘承認’ し、それに 1.42.0 という名前をつけるのです。次に変更を行った人は、そのドキュメントをコピーし、バージョン 1.42.1などを作成します。

ご覧になるように、その結果として、たくさんのWordドキュメントができ上がります。Wordドキュメントはとても素早く大きなサイズになりますので、ファイルサーバーのスペースは著しく減少します。

それほど多くのコピーを作成することによるもう一つの結果として、各システムコンポーネントドキュメントは、それ自身のディレクトリが必要になるということです。もし同じディレクトリに異なる種類のドキュメントを置こうとしたら、何が起こるのかおそらく想像できるでしょう – 絶対に、まねしないでください。

必要なドキュメントをどのように見つけるのでしょうか?答えは:見つけない、です。本当にうまく動かない、デフォルトのWindowsの検索機能以外に、ドキュメンテーションの検索を行う方法がありません。つまり、ただ一つの選択肢は、周りに聞くことです:”コンポーネントXのドキュメンテーションはどこで見つけられるか知ってるかい?”… 知らない?誰が知っているか、知ってる?もうお分かりですね。

Microsoft Wordは世界でもっとも安定したソフトウェアではないため、ついに、各ディレクトリは、テンポラリファイルでいっぱいになり、クラッシュを引き起こすでしょう。もちろん、それらのファイルを誰も掃除しませんので、そこにただ置かれたままで、不動産となるでしょう。

私にとっては、そんなシステムが存在し続けるのが信じられません。それは、生産性の損失という意味で、私たちの会社のコストを何万ユーロも使っているにちがいありません。もちろん、誰もコストを計算したことはありませんが。ポンコツ車としては、それはまるで原始家族フリントストーンの車のようです:手で動きます!

最高暴言賞…

sharepoint-clunker-2.jpgポンコツ車: SharePoint 
内容: つまり、私たちのポンコツ車についてフラストレーションのたまることは、サポートスタッフの不親切さです。ページに直接ドキュメントを添付できないことから、持続する目次を保てないことまで、Sharepointは決してウィキシステムとして使われることはありませんでした。

もっともフラストレーションがたまることの一つは、ドキュメントのリンクをクリックした時に、ダウンロードした後で、それが作成されたアプリケーション内でロードされるということです。これはConfluenceではめったに起こりません。主な理由は、Confluenceはページ内部でのWordドキュメント操作をサポートしているからです。画面いっぱいに15の異なるドキュメントウィンドウを表示することは、技術的な支援にとって、伝導性があり有益な仕事の流れであるとはいえません!

私たちはまた、PDFファイル内を検索できるConfluenceの能力も気に入っています。Sharepointで検索した結果そこにはなにもないと考えてしまう代わりに、そこに情報があるのを実際にみることができます。たくさんの異なる方法でアプリケーションを拡張するために、プラグインの全種を使用できるということもまた、信じられないほど興奮することです。

しかし、私たちにとって、もっとも興奮するConfluenceの部分は、これまでの間、Sharepointという壁により阻まれていたサポート情報に、クライアントがついにアクセスできるようになるということです。ユーザーが自身をサポートできるようになるということは、私たちが受けるサポートコールの量を減らせるということです。私たちがユーザーと話すときに、彼らはより多くの情報を持っているという結果になり、私たちは助かるし、彼らも助かります。

そんな素晴らしい製品を作ってくれて、アトラシアン、ありがとう!

もっとも創造的なストーリー…

moinmoin clunker confluence trade-in.jpgポンコツ車: MoinMoin
内容: (注:長いので翻訳はサマリーのみです。)
ある組織でオープンソースウィキのMoinMoinを採用。一ヶ月で50ページが作成された。
1年後、80ページに。使い勝手が悪いため、あまり使われない。
さらに1年後。ウィキ使用率は50%減となる。
最近では、直近の12か月で9ページしか増えず、合計は130ページ。
ある冬の日に、担当者がConfluenceウィキのセッションに参加。ニュースレターにより5ユーザー5ドルライセンスを知り、さっそく購入して、試験的に使ってみると使い勝手がよく、MoinMoinウィキとの差は何光年もあるように感じる。ユーザーのクチコミで広まり1か月で60ページが作成された。

ポンコツウィキを下取りに出して、Confluenceを本格的に使うときがきた。

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