ビジネスインテリジェンスのための Confluence – パート 1

Jimuserpic-120-100x100.png*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2009 年 8 月 19 日、Jim Severino 投稿 “Confluence for Business Intelligence – Part 1

stackedarea.pngConfluenceは素晴らしいエンタープライズウィキだということは、誰もが知っています。アトラシアンではエンタープライズウィキとしてだけではなく、レポートツールとして、それから、営業活動をトラッキングしたり、サポートのキーとなる測定指標をモニタリングしたり、マーケティングキャンペーンの効果を測定するためのビジネスインテリジェンスツールとしてもConfluenceを使用しています。私たちはConfluenceを使用して、会社の情報を抽出し共有するためのパワフルなテクニックを開発し、このブログシリーズで、それらのテクニックを皆様と共有したいと思います。

なぜConfluenceはレポーティングの際にそれほど素晴らしいのでしょうか?Confluenceの使い勝手のよいエンタープライズフィーチャーとウィキの柔軟性を組み合わせることにより、以下のことができます:

  • ダイナミックデータをリアルタイムに入手。JDBCを使いあなたのデータベースにConfluenceを連係させると、そのレポートは、リアルタイムにあなたのデータの変化を表示します。   
  • データを視覚的に表現。ウィキのマークアップ1行だけで、チャートをセクシーにします。もう1行を追加すると、それらチャートをセクシーなデッキに積み重ねることができます。   
  • ユーザーへ権限を付与。誰でもレポートを作成したり編集したりできます。もし誰かが素晴らしいアイデアを持っていたら、それを実現することができます。   
  • すべての改訂版の保存。バージョン管理は一定しており自動的に行われます。誰かの素晴らしいアイデアが営業レポートをめちゃめちゃにしてしまったとしても、最新の改訂版を簡単に復元できます。   
  • シンプル。このハウツーにおいて必要なものは、Confluenceといくつかのフリープラグインだけです。   
  • 手頃なコスト。Confluenceライセンスの価格に含まれるものは、素晴らしいウィキだけではなく、素晴らしいビジネスインテリジェンスシステムもまた含まれているのです。   
  • 実装が容易。クライアント要件 = ウェブブラウザー

こちらは、あなたができることのいくつかの例です:

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今後のブログで、以下の内容をカバーします:

これらが終わる頃には、あなたは、私たちがアトラシアンで使用しているのと同じテクニックを使用して自身の情報ダッシュボードとレポートを作成できるようになるでしょう。

オンラインでもConfluenceレポーティングのハウツーをご覧になれます http://confluence.atlassian.com

想定する読者

Confluence上でレポートとデータダッシュボードを作成することは、例えば、積み荷のないツバメが空を飛ぶスピードを計算するほど難しくはありません。しかし、あなたが以下のことを満たしていると仮定してすすめます:

  1. あなたの会社でConfluenceがセットアップされており、動いていること。もしそうではない場合、無料のトライアルをセットアップして次に進みましょう。  
  2. 構造化クエリーランゲージ (SQL) の知識がある。もしそうではない場合、SQLzoo.net で学び始めるのがよいでしょう。  
  3. あなたの会社のデータがどこに保管されているのか、どのように整理されているのかを知っている。(あるいは、少なくとも、この情報を得るために誰に聞いたらよいのかを知っている)

このConfluenceニュースフィードを購読することにより、次のインストールまで引き続きご注目ください。 feed-icon-12x12.png.

著者について

Jim Severino はアトラシアンの情報システムグループに所属しています。ビジネスインテリジェンスの作業を行っていないときは、Jimはプロジェクト管理やツールの構築をしたり、Set で遊んだりしています。 Jim にコンタクトするには、 jseverino@atlassian.com にメールを送るか、シドニーオフィスの窓を叩いてみてください。   
John Rotenstein が Jimの上司です。彼は、知っていることの全てをJimに教えました。悪い見本と、間違いにつながるようなことを除いて。

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