アトラシアン、Trelloの新価格体系を発表


小規模から大規模組織まで、あらゆる規模のチームの作業管理を支援

未来のチームの働き方を支援するSaaS開発のグローバル・リーディング企業のアトラシアン(NASDAQ: TEAM)は、プロジェクト管理ツールであるTrelloの新価格体系を発表したことをお知らせいたします。この度、低価格で強力な機能を備えたStandardプランを加え、新しい働き方が求められる時代に、あらゆる規模のチームが最適なプランを選択し作業を管理することで、チーム・コラボレーションを推進することを支援します。また、Freeプランを含むすべての料金プランで自動化機能の拡充とアドオン機能であるPower-Upの利用制限を撤廃いたしました。

パンデミック以降、働き方の多様化が進むに連れ、組織における作業管理により柔軟性が求められるようになりました。そのような状況化で、とりわけ視覚的に学びやすくまた、使いやすいツールへの需要がより高まっています。

小規模チームは仕事を整理し管理するためにより最適な方法を模索してきましたが、その作業やニーズは大規模なチームとは異なります。そこで、細かい管理機能、ガントチャートやレポートのようなプロセスの多いプロジェクト管理機能を必要としない小規模チームに向けた、Freeと新体系のPremium(旧体系のBusiness Class)の中間に位置する機能と価格設定のStandardプランを導入しました。新プランとその他のプランに拡充した機能は以下となります。

■ Standardプラン(月額米5ドル~/1ユーザー)に含まれる機能:Freeの全機能に加え、以下の機能を提供

  • 作成可能なボード数の制限なし(Freeは10個まで)
  • チェックリスト項目で期限や担当を設定(以前はBusiness Class以上でのみ利用可)
  • 自動化コマンドの実行制限(ワークスペース毎に、1,000回/月)
  • カードに独自の情報を追加することができるカスタムフィールドの標準化

■ FreeプランでのPower-Up利用制限の撤廃

Freeプランで、1ボードあたり1つのアドオン機能であるPower-Upのみであった制限をなくしました。200以上のPower-Upの利用が無制限になるため*、チームが独自の作業方法に合わせてカスタマイズされた作業システムを構築するための無限の組み合わせが可能になります。
*Trelloのサードパーティ開発者が提供する有料のサブスクリプションサービスもあります。

■ すべてのプランで自動化機能を拡充

Trelloの自動化機能は、セットアップが数秒で完了しチームの時間の節約をサポートします。生産性を低下させる面倒なタスクに取り組むための自動化機能をより充実させました。

  • カードから直接自動化コマンドの作成が可能
  • 自動化コマンドの共有
  • カードのサマリ情報などを設定した間隔でメール通知するスナップショットレポート機能

■ Freeプランでもカスタム背景とスタンプの利用が可能

Freeプランでも、カスタムの背景とスタンプが利用できるため、紙の作業に頼りがちであったチームでも、視覚的に情報を整理整頓しながら簡単にチームのプロジェクトが管理できます。

アトラシアンでは、この度、従来のBusiness Classの名称をPremiumプランに変更いたしました。本プランでは、実行可能な自動化コマンド数の制限を撤廃しています。多様な方法で業務の進捗を視覚化し、複数のプロジェクトを並行して管理することを必要とする組織や企業をサポートします。

新価格体系と各プランで利用可能な機能の詳細についてはこちら、本件についてはブログもご参照ください


アトラシアンについて
2002年豪州シドニーで創業。あらゆるチームの可能性を解き放つことを企業のミッションとし、チームによる作業の整理、議論、完遂を支援するコラボレーションソフトウェア開発を手掛けています。アトラシアンの顧客はゼネラルモーターズ、ウォールマートラボ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、リフト、スポティファイ、NASAなど236,000社を超えています。顧客企業はプロジェクト管理、コンテンツ作成・共有やサービス管理ツールを利用することでチーム・コラボレーションを実現し、期限内に質の高いサービスや製品を提供することができます。主要製品はソフトウェア開発チーム向けのオンプレミスおよびSaaSプロダクトで、Jira Software(ソフトウェア開発プロジェクト管理)、Confluence(コラボレーション)、Trello(タスク管理)、Bitbucket(ソースコード管理)、Jira Service Management(ITSM/ESM)、Jira Work Management(ビジネスプロジェクト管理)などがあげられます。日本法人のアトラシアン株式会社は2013年の設立以来、日本語によるお問い合わせ対応や技術サポートの提供、マーケティングなどの業務を行っています。