クラウド製品への投資
過去 12 か月間に、アトラシアンはチームを統一し、コラボレーションを促進するため、次のようにセキュリティを強化し、新製品の機能をリリースしました。
- 外部ユーザーのセキュリティ: OTP (ワンタイム パスワード) を使用して、管理者が請負業者などの外部ユーザーに 2FA を義務付けて、コンテンツへのアクセスを許可できるようにします。
- HIPAA コンプライアンス: Jira Software、Confluence、そして現在は Jira Service Management でも利用でき、お客様が HIPAA に準拠して製品を運用できるよう、包括的なプライバシー保護とセキュリティ保護を提供します。
- Atlassian Analytics: プラットフォームであらかじめモデル化され、強化されたデータを提供します。それにより、データに基づいてすぐに行動を開始し、そのデータを使用して目標に対する説明責任を果たし、リソースの割り当て方法について情報に基づいた意思決定を下すことができます。
- Atlassian Intelligence (ベータ版): 内部モデルや OpenAI とのコラボレーションにより、AI を活用して作業を加速させる新しいバーチャル チームメイトです。
製品固有の改善点の詳細については、下記をご覧ください。
Jira Software:
過去 1 年間にわたり、当社は Jira Software Cloud に新機能と緊密な統合を導入し、製品エクスペリエンスを改善し続けてきました。ハイライトをいくつかご紹介します。
- ロードマップ上のストーリーレベルの課題: カンバン プロジェクトのロードマップ上で、依存関係を作成、スケジュール、視覚化し、エピックの下のストーリーをドラッグ & ドロップします。
- リリース日の共有 (ベータ版): ビジネス チームとソフトウェア チーム間の連携を深め、Jira Software での製品リリースが Jira Work Management でのビジネス チームのカレンダーと自動的に同期されるようになります。
- Jira でのセキュリティに関するマルチベンダー サポート: Jira のセキュリティにおける追加パートナー (Snyk、Lacework、Stackhawk、Mend、JFrog) をサポートします。
- Open DevOps ツールチェーン ページ: ソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) のあらゆる段階をエンドツーエンドで統合し、ソフトウェア チームが 8 つのフェーズすべてにわたって機能のライフサイクル全体を把握できるようにします。
- Advanced Roadmaps のサンプル プラン: サンプル プランを使用して次のロードマップを迅速に作成できます。
- JQL の大幅な更新: 検索速度が向上し、エラーがその解決方法の詳細とともに赤で強調表示され、オートコンプリートが強化されました。その他にもたくさんあります。
- 新たなインサイト: 要注意課題: 「要注意課題」のインサイトにより、次に取り組むべきことをすばやく判断できます。
今後リリースされる機能の詳細については、Jira Software ロードマップをご確認ください。
Confluence:
当社は、Confluence Cloud を、作業の構築、整理、コラボレーションを 1 か所で行うための最適なツールにするために取り組んでいます。過去 1 年間にリリースした、期待の機能のハイライトをいくつかご紹介します。
- Confluence ゲスト: 機密情報へのアクセスを制限しながら、外部のコラボレーターを特定の Confluence スペースに安全に追加できます。
- Confluence の自動化: すぐに使えるテンプレートとローコード/ノーコードのカスタム ルールを使用して、Confluence 全体でコンテンツを管理、整理、拡張できます。
- お知らせバナー: 管理者が簡単に情報を共有できるため、チームは常に重要な最新情報を把握できます。
- Confluence ホワイトボード (ベータ版): ブレーンストーミングを行い、アイデアを実行に移し、作業を視覚化するための新しいデジタル キャンバスです。
最近リリースされた機能や今後リリースされる機能の詳細については、Confluence Cloud ロードマップをご確認ください。
Jira Service Management:
Jira Service Management の機能は、この 12 か月にわたり大幅に改善されました。ここでは、過去 1 年間にリリースした期待の機能のハイライトをいくつかご紹介します。
- 大規模な資産管理: オブジェクト スキーマ用のすぐに使える新しいテンプレートを活用し、Device42 や Lansweeper などの検出ツールと統合して、すべてを刷新されたユーザー インターフェイスで行い、ワークフロー エクスペリエンスを向上させます。また、まもなく 300 万 もの資産のサポートが始まります。
- フォームの強化: 変更リクエストのリスク評価、添付ファイル フィールド、資産フィールドとデータへのアクセス、Forms API。
- カスタマー サービス管理: 社外向けのカスタマー サポート チームを開発と運用に結びつけます。新しいプロファイルとフィールドでのシームレスなエスカレーションと豊富な顧客情報により、サポート ケースを迅速に解決します。
- Microsoft Teams の対話型チケット: Slack と Microsoft Teams をあらゆるチーム向けの軽量なヘルプ デスクに変化させます。コメントを双方向で送受信できるため、従業員エクスペリエンスが改善されます。
- データ レジデンシーの拡張: ドイツとシンガポールでデータ レジデンシーを利用できるようになりました。データ レジデンシーでは、対象となる製品データをホストする場所を制御し、グローバルに分散させるか、ヨーロッパや米国などの特定の地理的な場所に保管するかを選択できます。
- AI 搭載の仮想エージェント (ベータ版): サポートのやりとりを自動化し、よくある問題を回避して時間を節約できるので、チームはより価値の高い仕事に集中できます。
- JSM の HIPAA
- 20,000 エージェント (ベータ版)
最近リリースされた機能や今後リリースされる機能については「Jira Service Management Cloud ロードマップ」をご参照ください。
Atlassian Access
当社は過去 12 か月間にわたり、Atlassian Access の改善を行ってきました。ハイライトをいくつかご紹介します。
- 外部ユーザー セキュリティ: 組織や管理対象ドメイン外のユーザーとコラボレーションできます (例: 請負業者)。管理者は、コンテンツへのアクセスに OTP (ワンタイム パスワード) によって外部ユーザーに 2FA を適用し、外部ユーザーからのセキュリティ リスクを最小限に抑えられます。
- アプリ アクセス ルール: 新しいデータ セキュリティ ポリシーで、これにより管理者は特定のアトラシアン インスタンス、Confluence スペース、または Jira プロジェクトへのアプリ アクセスを制限できるようになります。
- JSM SSO: Jira Service Management と Atlassian Access で、ポータルのみのカスタマーの SSO (シングル サインオン) をサポートします。これにより、外部ユーザーは、既に保持されている認証情報を活用できるようになります。
- 入れ子グループの Azure AD: このカスタム統合によって、Azure AD と Atlassian Cloud 間の入れ子グループのフラット化をサポートします。
- 公開リンク: 機能の公開での共有を許可/拒否するための制御と可視性を管理者に提供します。
最近リリースされた機能や今後リリースされる機能については、「Atlassian Access ロードマップ」をご確認ください。