Confluence Cloud 新機能アップデート

2022年12月から2023年1月の新機能まとめ

2022年もさまざまな機能更新(英語)が行われたConfluenceですが、2023年も引き続き新機能の追加に力を入れて参ります。

この投稿では、昨年末から新年初月にかけて搭載されたいくつかの新機能や更新をピックアップしてお知らせします。

適用されているテンプレートの確認が容易に

同僚が作ったページが真似したいレベルの作りになっていることって、よくありますよね?新しく搭載された機能により、どのConfluenceページでも簡単に適用されているテンプレートが確認できるようになりました。

ページ上部の「テンプレートを使用」テキストにカーソルを持っていけば、どのテンプレートが使われているのかを確認することができます。「表示」ボタンをクリックして同じテンプレートを活用して自分のページを作成したり、あるいは別のテンプレートを探して利用することもできます。

Microsoft Wordのインポート機能の改善

Wordドキュメントのインポートメニューが、より使いやすい場所に移動しました。

以前は、Confluence ページ右上のミートボールメニュー(・・・)をクリックし、「詳細情報」から「Word文書のインポート」を選択する必要がありました。

新しくなったUIでは、新規にページを作成する際、右手にあるテンプレートウィンドウ隣の「インポート」タブからWord 文書を選択するようになり、Word文書をインポートしたページの作成がより容易になりました。

iPad用Confluenceのアップデート

新しくデザインされたナビゲーション、キーボードショートカットやアクセシビリティの改善など、新しくなったiPad用Confluenceをぜひお試しください。

Android向けConfluenceアプリ:新アクティビティフィード

フォローしているスペースやユーザーに関する最新の情報をすばやく取得できることからブラウザやiOSアプリで好評をいただいているアクティビティフィード機能が、Androidアプリにも新たに搭載されました。

ConfluenceからJira Work Managementのフォーム入力が可能に

Jira Work Managementで作成されたフォームへのリンクをConfluenceにコピー&ペーストするだけで、Confluenceページ内にJira Work Managementフォームを組み込むことができるようになりました。

Jira Work Managementを利用すれば、社内の業務依頼や経費精算申請など、リクエスト受付フォームをドラッグ&ドロップ作業で簡単に作成することができます。このフォームをConfluenceに組み込めば、文書と合わせて完全にインタラクティブなフォームを構築することができ、詳細情報の入力受付やファイルの添付など、Confluenceページ1箇所にまとめることができます。

不具合バックログに集中して対応

Confluence製品部は、新機能だけでなく、不具合修正にも継続して対応しています。

ここ数ヶ月間、多くのお客様から最も報告をいただいていた課題について、優先度をあげて集中して対応するために、バックログを整理する作業を行なっています。

そのため、JAC (jira.atlassian.com) を通して報告いただいている不具合チケットに、今後以下のようなことが起こる可能性があります。

  • お客様がウォッチしている、または投票した不具合チケットに対する更新
  • チケットの更新は、我々が正しく課題を認識するために、不具合の再現に必要な、より詳細情報を確認する内容である場合があります。
  • 再現性のない不具合、または確認後、一定の時間が経過しても投票や関心がまったく見られない不具合に関しては、チケットをクローズしていきます。もしクローズに関して異議があり、チケットで報告した不具合によって継続して影響を受けている場合、同チケットのコメントにてお知らせください。
  • 重複しているバグはクローズし、有効な関連するバグ報告チケットへリダイレクトします。

これにより、お客様に不具合や機能改善リクエストを投稿いただいているJAC (jira.atlassian.com) は、再現性の高い不具合に絞ることができ、より影響度の大きい不具合を見つけやすくなります。

Confluence Cloudをより良い状態でお使いいただくため、皆様のご協力に感謝いたします。

これまでに改修された不具合は、こちらをご覧ください。

将来のロードマップはこちらで確認いただけます。