“専門家たち”が薦めるアジャイル開発ツール

Kenuserpic-110-100x100.png*本ブログは ATLASSIAN blogs を翻訳したものです。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2010 年 3 月 23 日、Ken Olofsen 投稿 “The “experts” recommend JIRA and GreenHopper

2,3か月前に、LinkedInのアジャイルアライアンスのディスカッションに、興味深い質問が寄せられました:

当然のことながら、アジャイルソフトウェア開発ツールを提供するベンダーは素早く、彼らの製品を紹介し、何人かはもっと悪賢く薦めました(もちろん、JIRAとGreenHopperはすでに何度か言及されていましたが、私もとにかく私たちの製品について概要を紹介する必要があると感じ、ベンダーであるという免責条項付きで紹介しました)。

その後、続く熱烈な討論を観察するのは面白いことでした。この論評は、コミュニティの意向をとてもよく表しているので、私はアジャイルとスクラムについて “専門家たち” が薦めるツールを分析しようと計画しましたが、Udayan Banerjee が先にそれをやりました。

“専門家たち”は何と言っていますか?

GreenHopper-thumb-100x113.pngUdayanが分析した時点では、127のコメントがすでにあり、53の異なるツール*が提案されていました。薦められたツールの上位は以下のとおりです:

  1. JIRA と GreenHopperのようなアドイン、Confluence(コラボレーション)、Bamboo(継続的インテグレーション)、Crucible(コードレビュー)(24人)
  2. VersionOne(11人)
  3. RallyとAccuBridgeのようなアドイン(10人)
  4. Mingle(10人)
  5. スクラムテンプレートと使用するVSTS、そのアドイン、およびUrbanTurtle、Conchango等のようなアドイン(9人)
  6. ExcelとJeff Sutherlandのテンプレート(8人)
  7. PivotalTracker(8人)
  8. Scrumworks(4人)
  9. Hudson(継続的インテグレーション)(4人)
  10. Scrumpad(4人)
  11. TargetProcess(4人)
  12. Agilo(4人)

*それらのすべてがアジャイルかスクラムに特定したものとは限りません.. 41の他のツールが、3回以下、薦められました。

なぜいつも人々対ツールなのですか?

12のお薦め手動ツール(インデックスカードやホワイトボード)とともに、人々対ツールの盛んなディベートがなされ、強力な意見には事欠きませんでした。ある人は、銃規制とさえも比較しました(これは少し極端かもしれません):

“この議論はいつも銃規制を思い出させる。1つの側面として、銃は殺すことができるので、規制されるか禁止されるべきだと考える。反対の側面としては、それは銃ではなく、引き金を引いた人に責任があると感じる。めったにこの双方の妥協点を見つけることができません。”

私はそれは、人々とツール両方の問題であり、どちらか一方対もう一方ではない、と思う傾向にあります。明らかに、人々がいつも先にきます。人々が効果的に作業をする最善の方法だと信じ、それを使わない限り、プロセスは決して成功しないからです。ツールに柔軟性がなく、ユーザーに特定の方法で作業することを強いるとき、それは非難される傾向にあります。

最良のツールには柔軟性がある

すべての中でもっとも柔軟性があるので、3×5のインデックスカードと空白のホワイトボードが優れたツールだと考えられているのは筋が通っています。カードにはどれぐらいの情報を書き込むか選択することができますし、ボード上で好きなように整理できます。それが常に理想的であるわけではないですが、チーム全体が物理的に同じ部屋にいる必要があるというのが、この場合の制限です。それから、統計と分析についての情報はあまり提供されません。

だから、JIRAGreenHopperが、アジャイルプロジェクト管理のための最も人気のあるツールなのだと思います。JIRAは柔軟性があるので、好きなように課題を定義できますし、既存のソフトウェア開発プロセスに合わせてワークフローを作成することができます。その上で、GreenHopperはバーチャルインデックスカードとボードを提供し、他の方法ではなく、あなたの仕事の方法に合わせることができます。

以下のような柔軟性があります:

  • 価値があるとみなした情報をキャプチャし表示する
  • 選択した任意の順位フィールドを使用して、バックログを管理する
  • チームに都合のいいスケジュールになるよう、イテレーション(スプリント)を定義し計画する
  • あなたにとって重要な測定指標に基づき、進捗を報告し分析する
  • 常にプロセスを改善しアジャイルに保つため、反映と適応を行う

なぜ、今のツールを使用しているのですか?

私は、なぜあなたが今のツールを使用しているのかについて知りたいと思っています..どうぞ、下記にコメントを残して下さい。

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